薩摩自然家族旅 開聞岳・指宿の砂蒸し風呂・絶品鳥刺し、ウニ・旭

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鹿児島旅行2日目・帰宅日の記です。
初日はこちら


あさっぷろを頂いて。海原のきらてりの陽が湯舟迄一直線で、まるでインフィニティ大浴場。

朝食はバイキングで。コーンポタージュが美味しかった。
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そして本日の目的地、開聞岳へ。大体指宿からクルマで30分強。
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こちらの地場オリジナルのコンビニなのかな?
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さぁ登らんかな
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聴いていた話だと”ハイキング程度”といった具合だったのですが、結構岩場も多くて、頂上に着くまでに2時間45分くらいかかりました。
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頂上へ。眼下に広がる薩摩の景色。晴れ渡った日は屋久島などもみれるそう。
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下り路では樹洩れ日が美しかった。
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ツクツクボウシなどの蝉しぐれが快い。

毒キノコっぽい白いマッシュルームとキクラゲっぽい茸
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8:50から登り始め、大体12:00前には頂上に着き、下って。14:30頃にはこの薄暗さ。山は午前中から登るのが鉄則ですな。
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おつかれ!
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山の事務局にはスターのサインも
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開聞岳、よう登ったなぁ。兵は海から登るそう。下りもがれ場が結構あって、ハイキングのレベルではなかったw
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そこからクルマを走らせ、JR最南端の駅、西大山駅へ。
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幸せの黄色いポストがありました。
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この辺りは日本で初めてマンゴーが大きく導入された場所だとか。マンゴージェラートが濃ゆくて美味かった。
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知覧茶も美味い。
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道すがらよく見かけたコスモスという巨大ドラッグストアでヨーグルッペを買いました。九州と言ったらこれ◎
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ホテルへ戻り、指宿と言えばこれ、砂蒸し風呂へ。

浴衣で砂をかけられ十分ほど砂の重みと温かさを味わいます。自分の脈動も感じて。波打ち際の音と、砂を掘るスコップのシャキっとした音の重なりがフィールドレコーディング・フリークにも刺さるかも。気持ち良かった。
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宵口、指宿の街をぶらり
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たまたま看板を見つけ電話したお店が結構いい感じで。薩摩地鶏の鳥刺しが絶品でした。砂肝の刺身最高◎あとはウニなんかもハイレベルで。美味しかった◎
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風呂上がりに飲んだのが桜島のAコープで買った小みかんクラフトチューハイ。甘酸っぱ苦くて美味かった。
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指宿の朝焼け
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今日はほぼ帰るのみ
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菜の花電車
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鹿児島中央でみた西郷さんの像は軍服姿でした。
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空港にて。サツマイモでつくった発泡酒がほわっとしてマジ薩摩。
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これにて薩摩旅行終了。

「開聞岳に登山しに行こう」と誘われた時は正直”登山は趣味じゃないし”と想ったのですが、自分の興味のある桜島も組み入れて旅しに来たら開聞岳も凄く良くて。他者の企画にRiding withするときは足がかる楽しみをつくって参加すると世界が広がりますね。

また自然がとてもよくて。毒素が抜けて行く感じ。東京圏ではメディアやアートに入り浸っているけれど、旅するそこがクリアになって。

こうして自分自身の心身が変化すると、己の思考・立場・感受性が絶対的でないと認識できて。他者への想像力を発達させるためにも旅をして己が変化するのを体験するのもいいのかも、なんて想いました。

暑さ寒さも彼岸までと言いますが、鹿児島はまだ夏の空気が残っていて。晩夏の最後のいい旅体験となりました。

# by wavesll | 2018-09-26 05:39 | | Comments(0)

薩摩自然家族旅 桜島・金山蔵トロッコ・美味い烏賊蛸、つけあげ達

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やーいってきました鹿児島!シルバーウィーク後半の3連休は両親と2泊3日の鹿児島旅行にいってきたのでした。

今回は3人で行ったのですが、それぞれでプランを立てて。桜島は私企画、父は開聞岳登山を企画、そして母が企画したのは金山蔵という焼酎の蔵で、トロッコを使って貯蔵庫を見学するというプランでした。

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鹿児島空港から1時間強ほど走り、串木野、金山蔵へ。こちらは元々金山の炭鉱があり、今はその跡地を焼酎の熟成貯蔵庫としているのです。

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金山蔵では焼酎の他、鹿児島では唯一の清酒も作っているそう。どうりで杉玉が。中では熟成年数違いの焼酎が試飲出来るコーナーもありました。初年度と三年目を家に買いました。実際、3年目は尖りがほぐされて、ふくよかなフレーバーがあって、こういう焼酎は初めてでしたね★

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そしていよいよトロッコに乗り込み貯蔵庫へ!鉱山の機械が残されていたり、探検気分で進みます。中には爆破に使ったダイナマイトの袋の展示も。

この洞穴の中で酒造りが行われており、その現場のそばは濃厚な酒の香りが。この時造られていたのは麦焼酎でしたが、金山蔵では芋焼酎造りに通常の白麹・黒麹ではなく黄金麹なるものをつかっているらしく、また二段階ではなく一気につくりあげるどんぶり製法を行い、特別な味を創り出しているそうです。

そして貯蔵庫へ。大きな甕で焼酎が蓄えられているほか、透明なガラスの瓶の個人熟成物も千本以上ボトルが蓄えられており、有名人も個人的にボトルを入れているそうでした。これは一般の人も7000円払うと最大5年間この洞穴で貯蔵して貰え、好きなときに郵送してもらえるそうです。
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串木野はつけあげ(さつまあげ)の名産地らしくて、金山蔵近くの販売所で試食をペロリ。豆腐入りのつけあげが美味しかった。また桜島の麓で取れるという水も売っていたのでゴクリいっときました。
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そして鹿児島中央ー鹿児島港へ!
どかんどかんどかんどかんどかんどかん、桜島~!!!!!!
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フェリーターミナルでは料金も払わずに乗りこめて。ものの15分で桜島着。桜島で降りる時に運賃を支払うのですが、なんと大人1人160円。安い!きっと地元の人の通勤・通学とかの足でもあるのだろうな~。
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上陸。鹿児島に着いたときからなんか南国と言うか、夏だったのですが、桜島はジュラシックな感覚。港のそばの月読神社はサーフ&トロピカルな雰囲気でした。
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島パチだ。全国津々浦々にあんな~。
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今回桜島観光は一人1800円の一周観光バスを利用して。穏やかで楽しいバスガイドのおばあちゃんの案内で回りました。

最初の目的地は火口に最も高く接近できる湯之平展望台。ここからは桜島の火山が間近にみえるだけでなく、360度眺望できて鹿児島市街の他開聞岳なんかもみえました。
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また行く途中にあった墓地は、一般の方のものなので墓の寫眞は撮らなかったのですが、一個一個屋根があるつくりで。この辺りは夏の暑さが苛烈でそれでは霊もきつかろうということだそうです。与那国旅行でみた子宮を模した墓と言い、南方の墓地は文化が滲んでいて興味深かったです。

また湯之平展望台から移動するときに小粒な蜜柑の畑があって。名産だそうです。可愛らしい◎
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そこから海岸線沿いを時計回りに。アコウの木の辺りでは、「この辺で西郷さんと月照さんが身投げしたんです」なんて話も。この旅行に出る前に月岡芳年が画いたせごどんと月照の海原の浮世絵をみていたので、”あれか!”と興味深かったです。
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そして火口からは黒煙が!今は島の反対側へ気流が流れているけれども、季節によっては鹿児島市街側へ灰が流れるそうです。掃除が大変そうだ。
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この辺りの前の地点からみえる宮崎県・鹿児島県境の高千穂峰へ新婚旅行に来た坂本龍馬・おりょう夫妻が山に刺さった天逆鉾という神劔を勝手に抜いてしまったという話も。ぱないw

そしてやってきたのが黒神埋没鳥居。元々は2mあったという鳥居が火山灰でこんなにも埋まってしまうとは!前回の大噴火の際は初震から24時間以上地震が断続的に於き続けたそうです。
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まさに天高く聳え立つフン煙
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そこからさらに島をぐるり。桜島は島でなく、大隅半島と繋がっているのですが、元々は島で噴火の溶岩によってつながったそう。その地も通りました。
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有村溶岩展望所へ。この辺りは溶岩も凄いけれど、地面に積もる火山灰が凄かった。
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そして桜島出身の作家、林芙美子の文学館を説明しながら通過し、最後に西郷岩とタヌキ岩をみてバスツアーは終了。
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林芙美子は屋久島に行ったときに『浮雲』を知ったのですが、桜島の出だったとは。いつか『浮雲』や『放浪記』を読んでみたい。

さてバスを降りて船に乗るまでの間に少し島内をぱしゃり。桜島ではローソンもファミマの焦げ茶色。流石ジオパーク。
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ファミマには地元鹿児島の柏木由紀のポスターやファミマ桜島店限定の焼酎なんかもありました。
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そして桜島をあとに。短くも充実したトリップでした。
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と、ここでフェリー船内で「嵐にしやがれ」等でも取り上げられたという立ち食いうどん屋があると聞き長渕剛も好きだという月見うどんを。優しいつゆでやわこい麺のうどんでした。
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と、あっという間に鹿児島港。
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そうそう、船内で買ったねじめびわ茶が本当に美味しかった!上質なほうじ茶みたいなコクで。また飲みたい!
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そして鹿児島港から指宿のホテルへドライヴし、ほぼほぼ2時間強くらいかかって指宿着。ホテルからほど近いTAMAという居酒屋で夕餉を食べました。

ここがホント旨かった!まず最初の刺身のイカとタコが絶品!目光のから揚げやつけあげもんまいし、ホントの山芋つかったネギトロも美味かったしのり汁もイケた。ここ、いいっすよ!
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と、ここで電池Exhaust. その後は宿に帰り眠りにつきました。明日は開聞岳登山の模様などをULできたらと想います。



# by wavesll | 2018-09-25 20:32 | | Comments(0)

曼殊沙華en巾着田 Natureの綺麗 y Sacrifice

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秩父・巾着田の曼殊沙華をみました。
世界を変える書物展をみて、その後秋葉原・青島食堂で青島ラーメンを食べ練馬区美術館へ行こうと西武線に乗っていたところで巾着田の曼殊沙華がかなり咲いている事を知って「天気も好いし行っちゃうか」とw

ところが上野の森で写真を撮りすぎてエクスペリアの電池は心もとない。おまけに雲も出てきて。どうなるものかと想いながら飯能で乗り換え高麗(こま)駅へ。

高麗駅は716年に朝廷が渡来人をまとめて移住させた地、初代の高麗郡の郡司は高麗王家の血を引く若光だそうです。

駅に着くと早くも曼殊沙華が生えていて。河も流れてきらきらして田舎の凄いいい雰囲気。

そして巾着田に到着!想った以上に曼殊沙華の群生が凄く広がってて!これはいいなぁ!

と、ぱしゃぱしゃと写真を撮って、高麗BEERとか飲んでたらスマホの電池がなくなって。そうしたら陽が射してw

綺麗な異界体験からか”カメラをサクリファイスして太陽を召喚した”なんて御花畑な思考がw太陽が射しこんだところの色味の温度が上がって、彼岸からのきらめきにもみえました。だけどほんとの意味でカメラを生け贄にして得たものはこの光景を肉眼で存分にみれたことだなって想って。

想うがままにいかないNatureをみる面白さはArt(ificial)鑑賞を越える旅な感覚があるなって想いました。逆に写真として留めないからこそ心の中に結晶化してあの綺麗さを焼き付けられるなって。

今回はこれが好かった。そしていつかまた光を撮りに来たい★

# by wavesll | 2018-09-21 05:02 | | Comments(0)

世界を変えた書物展@上野の森美術館

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世界を変えた書物展を上野の森美術館でみてきました。金沢工業大学の素晴らしい蔵書たち。理工学系の名著をたっぷりみれました。

現代社会を織り成す技術がどう生まれてきた歴史が書物の流れから立ち上がって。

様々な単位のネーミング元になった科学者たちの存在や、「cell」「electric」「radio active」の始まりも知れ。

自然科学の教養なくしては文化もありえないというか、“世界/環境”が人間の内面にも大きく作用したように想いました。智の山脈がこんなにも広がって、今は航空機からみるだけだけど、いつか足で踏破してみたい。

撮影もフリーだったためパシャリとやってきました。全部の本ではないので是非来場に。入場無料です。24日まで。

アルベルト・アインシュタイン『自筆研究ノート』
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ジョバンニ・バッティスタ・ビラネージ『古代ローマの廃墟及び構造物景観』
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パウル・デッカー『王侯の建築家、あるいは民生建築』
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アレクサンダー・グラハム・ベル『自筆書簡』
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ウィリアム・チェンバース『民生建築論』
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クロード=ニコラ・ルドゥー『芸術、風俗、法則との関係の下に考察された建築、第一巻』
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カストール・ギマール『カステル・ベランジエ』
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シカゴ・トリビューン社『シカゴ・トリビューン新社屋競技設計作品集』
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ウィトルウィリス『ラテン語より俗語に翻訳された十巻の建築書』
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アルビレヒト・デューラー『人体比例論四書』
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トーマス・オールヴァ・エディソン『自筆指示メモランダム』
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ヨーハン・ベルンハルト・フィッシャー・フォン・エルラッハ『歴史的建築』
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オーヴィル・ライト『米国航空協会競技認可証自筆署名』
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ジェィムズ・スチュアート, ニコラス・レヴェット『古代アテネ』
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マリー・スクウォドフスカ・キュリー『自筆署名』
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ジャコモ・バロッツィ・ダ・ヴィニョーラ『建築の五種のオーダーの規則』
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アリストテレス『ギリシア語による著作集』
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イシドールス『語源学』
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アルキメデス『四辺形, 円の求積法』
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ヨルダヌス・ネモラリウス『算術十書』
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ヨハネス・ケプラー『新天文学』
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ヨハネス・ケプラー『世界の調和』
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アイザック・ニュートン『自然哲学の数学的原理』
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エウクレイデス(=ユークリッド)『原論(幾何学原本)』
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ポエティウス『算術』
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アポロニウス『卓越する数学者の全集』
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アルキメデス『哲学及び幾何学の卓越せる全集』
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レギオモンタヌス『アルマゲスト(偉大なるプトレマイオス)』
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ニコラス・コペルニクス『天球の回転について』
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ガリレオ・ガリレイ『星界の報告』
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ガリレオ・ガリレイ『世界二大体系についての対話』
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ジロラモ・カルダーノ『代数学についての大技術』
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ジョン・ネーピア『驚くべき対数法則の記述』
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ゴットフリート・ウィルヘルム・ライプニッツ『極大と極小に関する新しい方法』
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レオンハルト・オイラー『無限解析入門』
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ルネ・デカルト『方法序説』
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ヨルダヌス・ネモラリウス『タルターリアの研究によって正された重さについての書』
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タルターリア『新科学』
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シモン・ステヴィン『つり合いの原理』
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クリスティアン・ホイヘンス『振子時計』
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ガリレオ・ガリレイ『新化学対話』
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ヨハネス・ケプラー『天文学の光学的部分を扱うウィテロへの補遺』
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ロバート・フック『微細物誌』
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アイザック・ニュートン『光学反射, 屈折, 光の伝播と色について』
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トーマスヤング『色と光の理論について』『自然哲学及び機械技術に関する講義』
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ヨーハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ『色彩論』
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フォジャ・ド・サンフォン『モンゴルフィエ京大の気球体験記』
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ダニエル・ベルヌーイ『流体力学』
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オットー・リリエンタール『飛行術の基礎となる鳥の飛翔』
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ウィルバー・ライト『航空実験』
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ロバート・H・ゴダート『液体燃料推進ロケットの開発』
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ヒエロニムス・ブルンシュヴィヒ『真正蒸留法』
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ゲオルギウス・アグリコラ『金属について(デ・レ・メタリカ)』
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ジァンバッティスタ・デッラ・ボルタ『蒸留法九書』
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アントワヌ・ラヴォアジェ『化学要論』
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ロバート・ボイル『懐疑的化学者』
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オットー・フォン・ゲーリケ『真空についての(いわゆる)マグデブルグの新実験』
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ベンジャミン・フランクリン『フィラデルフィアにおける電気に関する実験と観察』
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ジャン・テニエ『磁石の本性とその効果の価値について』
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ウィリアム・ギルバート『磁石及び磁性体ならびに大磁石としての地球の生理学』
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マイケル・ファラデー『電気の実験的研究 第I、II、III巻』
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トーマス・オールヴァ・エディソン『ダイナモ発電機・特許説明書, 特許番号 NO.297, 587 合衆国特許局』
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アレッサンドロ・ヴォルタ『異種の導体の単なる接触により起る電気』
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アンドレー・マリー・アンペール『二種の電流の相互作用』
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ゲオルグ・ジーモン・オーム『数学的に取り扱ったガルヴァーニ電池』
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アレクサンダー・グラハム・ベル『電話の研究』
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ハインリヒ・ルドルフ・ヘルツ『非常に速い電気的振動について』
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ルネ・デカルト『哲学の原理』
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ヘンドリック・ローレンツ『運動物体の電気的、光学的現象に関する試論』
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ジェイムズ・クラーク・マクスウェル『電磁場の力学的理論』
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ヘンドリック・ローレンツ『マクスウェルの電磁気理論とその運動体への応用』
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ヴィルヘルム・コンラート・レントゲン『新種の輻射線について』
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アントワヌ・アンリ・ベックレル『物質の新しい性質の研究』
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ピエール・キュリー, マリー・スクウォドフスカ・キュリー『ピッチブレンドの中に含まれている新種の放射線物質について』
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マリー・スクウォドフスカ・キュリー『放射性物質の研究』
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エルヴィン・シュレディンガー『波動力学についての四講』
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ロバート・A・ミリカン『電子、陽子、光子、中性子および宇宙線』
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湯川秀樹『素粒子の相互作用について』
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合衆国戦略爆撃調査団『広島、長崎に対する原子爆弾の効果』
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マックス・プランク『正規スペクトルのエネルギー分散則の理論』
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ニコライ・イヴァノーヴィッチ・ロバチェフスキー『幾何学の起源について、カザン帝国大学記要, 25号(1829), 27号及び28号(1830)所収』
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ゲオルグ・リーマン『幾何学の基礎にある仮説について』
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ヘルマン・ミンコウスキー『空間と時間』
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アルベルト・アインシュタイン『一般相対性理論の基礎』
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アルベルト・アインシュタイン『特殊相対性理論及び一般相対性理論』
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アルブマサル(アブ・マァシャル)『占星術』
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ガイウス・プリニウス=セクンドウス『博物誌三十七書』
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ジョルジョ・ヴァザーリ『最も優れた画家、彫刻家、建築家の生涯』
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ヨハネス・ヘヴェリウス『天文機械上巻』
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ブレーズ・パスカル『液体の平衡及び空気の質量の測定についての論述』
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セバスチャン・ル・プレストル・ド・ヴォーバン『要塞都市の攻撃と防御 第I、II巻』
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ヘルマン・フォン・ヘルムホルツ『力の保存について』
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チャールズ・ダーウィン『種の起源』
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グレゴール・ヨハン・メンデル『植物=雑種についての研究』
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アレクサンダー・フレミング『アオカビ培養基(ペニシリウム)の抗菌作用』
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ジェームズ・ワトソン, フランシス・クリック『核酸の分子的構造』
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アメリカ合衆国航空宇宙局(NASA)『アポロ11号任務記録(月着陸交信記録)、月面への第一歩』
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# by wavesll | 2018-09-20 05:59 | 展覧会 | Comments(0)

JOAN LA BARBARA 「Urban Tropics」「Shadowsong」「Erin」Xどなん43度 第149回酒と小皿と音楽婚礼

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Joan La Barbara - Urban Tropics




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TwitterのFolloweeさんが紹介されていた動画がどんぴしゃに刺さって。これらの楽曲が含まれるアルバム『SOUND PAINTINGS』米国を代表する女流ヴォイス・パフォーマーJOAN LA BARBARAの70年代後半から80年代の作品で、声を多重録音 / コラージュすることで生み出されたヴォイス・アンサンブルを収録した作品集

このトロピカル・サイケデリア!日中の陽射しからの夜間のスコールという晩夏のさきの日に似合う熱帯雨林な幻想的サウンド。公転の位置は変われど心の夏は暮れない、そんな思いに駆られる響き。もう最高でした。

それに合わせたのは与那国の泡盛どなん43度。

与那国の泡盛と言うと60度の泡盛である花酒が有名で、このどなんも60度のものも美味しいのですが、人気が凄くて関東だと60度は入手困難で。また今夏与那国に訪れて、島の人は30度のものを水で割ると聴いて。そんなわけで今回は43度を、ロックで◎

与那国の泡盛は60度の花酒でも上質のテキーラのように甘さをあったのですが、43度だとより甘みが感ぜられて。この密林な響きに共鳴してくれました。

最近はフィジカルCDの存在感が落ちてきている報せが多いですが、このアルバムはSpotifyにもなく。CD Diggin'の妙味は未だすたれず、さらに馨りを放つようになっていくのでは…!と想う處です。と同時に最近はタワレコの洋楽フロアよりhmv record shopの方が人口密度が高く感じて。今だからできるプレゼンテーションの仕方はあるだろうなとも想います。

それにしてもこのアルバム好いなぁ。Youtubeにも3曲までしかないし、私も街へDiggin'に行かなければ★!

# by wavesll | 2018-09-18 21:28 | La Musique Mariage | Comments(0)

ミケランジェロと理想の身体展@国立西洋美術館

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ミケランジェロと理想の身体展を西美でみてきました。

ミケランジェロの2体でやはり素晴らしかったけれど、古代ギリシアからのルネサンスの美意識という切り口では少し水増感も。

けれどヴィンチェンツォ《ラオコーン》の“この3次元の複雑味をよくぞ彫った!”感は凄かった。古代に創られた彫刻が掘り返されて再構築されて。異次元感が。

個人的ベストはミケランジェロの《若き洗礼者ヨハネ》でした。

会場に入ると1世紀前半の≪プットーのレリーフ≫が。有翼の童子であるプットーのぷっくり感が可愛らしくて。これはなかなかいい出だし。プットーでは≪プットーとガチョウ≫も可愛らしく、ルネサンスに描かれたアンドレア・デル・カスターニョ≪花網を伴う小プットー≫も。

ルネッサンスに大きな影響を与えた古代ローマでは幼児の彫刻が数多く作られ、≪蛇を絞め殺す幼児ヘラクレス≫も黒々とちっちゃくても力は金剛というファンタジックなブロンズ像で。

そしてニッコロ・ロッタリアータの工房で創られた≪6人の奏楽天使の群像≫も縦笛、ハープ、フルート、リュート、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ヴァイオリンを弾く天使たちの表情が生意気で好くて。天使だと≪弓を引くクピド≫も天に向けて空手で矢を放とうとする仕草をみせる天使が小鳥のような美しさがありました。

ルネサンスの時代に流行った立ち姿(コントラポスト)は≪アキレウスとケイロン≫にも現れていて。これと≪子どもたちを解放するテセウス≫と≪ヘラクレスとテレフォス≫はポンペイの壁画展に続きナポリ国立考古学博物館から来ていて。

また≪ガニュメデスの誘拐≫は宮川香山アンコール遺跡かというくらいに立体として浮き彫りされたレリーフで素晴らしかったです。

古来西洋では人物彫像に関して”顔の個人性”は重視されていなくて、寧ろそのタイプのイデアを追い求める形が多くて。そこから肖像画への機運が芽生えていって。その後の西洋美術の流れはビュールレコレクション展に詳しかったですね。

当時理想化された人物の頭部作品の中でイノベーションを起こしていたのがロッビアの人々で。アンドレア・デッラ・ロッビア≪理想的な若者の肖像(聖アンサヌス)≫や女性的に造られたジョバンニ・デッラ・ロッビア周辺≪バッカス≫等は施釉テラコッタという手法でツヤツヤした立体作品を行い、当時のカロス・カイ・アガトス(外見の美しさは内面の美を顕わす)という思想を体現していました。

また古代ローマとそれに影響を受けたルネッサンス期はアスリートや戦士の像も作られていて。そんな男性彫刻の中でアンドレア・デル・ヴェロッキオの追随者≪紋章を支える従者≫はキャプションで「ドアストップに使われていた」なんて書かれていて”マジかw”と。

ベーザロ窯、ジャコモ・ランフレンコ・ダッレ・ガビッチェ、父ジローラモの工房において≪ローマ史の一挿話が描かれた皿≫というマヨリカ陶器の皿も”当時こんな色彩世界だったのか”と面白かったです。

古代ローマ、そしてルネサンス期はギリシャ神話の神々・英雄たちをモチーフにした作品が多く作られました。

そんな中でもジョバンニ・アンジェロ・モントルソーリ≪ネプトゥヌス≫は顔がミケランジェロになっているという逸品。1世紀の≪ヒュプノス≫のこめかみから羽が生えるフォルムも楽しかったです。

またヘラクレイトスは人気のヒーローで。こん棒を持った壮年時代の≪座るヘラクレス≫もワル危なくていいし、ヘラクレスの十二の功業が描かれたオルトス≪アッティカ赤像式キュリクス、ヘラクレスとヒュドラ≫やクレオフラデスの画家≪アッティカ赤像式カルピス、ヘラクレスとネメアのライオン≫という色絵焼き物も好かった。

そして小さな彫像≪狩をするアレクサンドロス大王≫のかっこよさ!風にはためくマントも、青年の顔もなんたる格好良さ!失われてしまったブケファロスという馬も是非見てみたかったなぁ。

上のジョバンニ・デッラ・ロッビア周辺≪バッカス≫でも男性神が女性のように描かれましたが≪竪琴を弾くアポロン≫もたおやかに女性的で、中世的な優男に魅力を感じる美意識はこんな昔にもあったんだなぁと。

また次の流れにはロンバルディアの芸術家(?)≪ダヴィデとゴリアテ≫・≪ゴリアテの首を持つダヴィデ≫が。巨人ゴリアテを倒したヒーローであるダヴィデ。西洋美術は神話の物語線を知っているとより理解できるなぁ。

そしてこのアポロンとダヴィデの前振りからの今回の目玉、ミケランジェロ作品の登場!

ミケランジェロ・ブオナローティ≪ダヴィデ=アポロ≫はミケランジェロが後期に造ろうとして未完に終わった作品で、ダヴィデともアポロともどちらか判別付かないミステリーのある像。

そしてミケランジェロ・ブオナローティ≪若き洗礼者ヨハネ≫はスペイン内戦で破壊されるも、破片を基に修復されて、今展示となっています。再現部分は磁石でつくられていて、新たなオリジナル部品が見つかったら取り換えられるとのこと。8才ほどの少年が思慮深さを湛えていて、なによりオリジナル部分の目が素晴らしかったです。

同じフロアにはミケランジェロの若き洗礼者ヨハネはこれでは?という説も流れたというベネデット・ダ・ロヴェッツァーノ(ベネデット・グラッツィーニ)≪若き洗礼者ヨハネ≫も。賢しい感じの目はちょっとミケランジェロとは違う感じ。ただ衣服のテクスチュアがまた好かったです。

またミケランジェロ周辺の芸術家(ザッカリーア・ダ・ヴォルテッラ?)≪磔にされた罪人≫もキリストの磔刑時左右に共に張り付けられた善い罪人と悪い罪人の内、右に視線を向けているため善い罪人であるとされていて。ガラス製の十字架にかけられていた展示も好かったです。

そして今回の目玉の一つ。ヴィンチェンツォ・デ・ロッシ≪ラオコーン≫!
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元々は古代ローマ時代につくられた彫像がルネッサンスに発掘・出土して。その現場にはミケランジェロも来たそうです。そしてこの像はヴィンチェンツォがその像を再現と言うか再構築・創造したもの。この鬼のような三次元表現、凄すぎる!

NUDE展@浜美のロダンの≪接吻≫と同等の衝撃。というか、裸体表現・彫刻も含む時代の流れをあの展覧会では感じれたので、NUDE展は今回の展覧会と共鳴するところがあると想います。

最後の章はミケランジェロに関する事物のスペース。

ジョルジョ・バザーリ≪美術家列伝 『偉人ミケランジェロ・ブオナローティ伝:アレッツォの画家兼建築家ジョルジョ・ヴァザーリ殿著。またアカデミア・デル・ディゼーニョにより彼のためにフィレンツェで執り行われた壮麗な葬儀について』≫とそれに対するミケランジェロの批判的なアンサーであるアスカニオ・コンディーヴィ『フィレンツェの画家、彫刻家、建築家そして貴紳、ミケランジェロ・ブオナローティ伝』が最初に置かれて。

そしてピエトロ・トッリジャーノの拳により鼻が曲がった様が描写されている≪ミケランジェロの胸像≫やパッシニャーノ(ドメニコ・クレスティ)≪ミケランジェロの肖像≫、ジェラール・レオナール・エラールに基づく≪ミケランジェロのメダル≫なんかも。

ミケランジェロの彫刻へ向けて、コントラポスト、神話彫刻などで道筋をつけてBFでは一気に2体を魅せ、そしてミケランジェロゆかりの作品も展示するという構成でしたが、もっとディレクション強度を上げても佳かったかなとは想いました。

とはいえ中々いい時間を過ごせました。冒頭のプットーから惹きつけられる彫刻だったし、≪ダヴィデ・アポロ≫と≪洗礼者ヨハネ≫には聖性を感じたし、≪ラオコーン≫も好かった。

そして国立西洋美術館といえばコレクション展。これも好い塩梅で。ロダンのバルザックやクラーナハ(父)の絵、新蔵品ではドガの踊り子のいい奴、シャセリオーもあったし、撮影不可のクロード・モネ≪エプト河の釣人たち≫も素晴らしかった。

また企画展の『西洋版画をみる』ではアルブレヒト・デューラーの≪ネメシス(運命)≫や≪頭蓋骨のある紋章≫、ピーテル・ファン・デル・ヘイデンとピーテルブリューゲル(父)≪金銭の戦い≫、ジョルジョ・ギージ、ジョバンニ・バッティスタ・ベルターニ≪エゼキエルの幻視≫、ヘンドリク・ホルツィウス≪羊飼いの礼拝≫が好かったです。

それでは最後にフォトスナップ達を。

オーギュスト・ロダン≪バルザック(習作)≫
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ルカス・クラーナハ(父)≪ゲッセマネの祈り≫
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ヤコボ・デル・セッライオ ≪奉納祭壇画:聖三位一体、聖母マリア、聖ヨハネと寄進者≫
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リヒター l クールベ
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テオドール・シャセリオー ≪アクタイオンに驚くディアナ≫
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ジャン=フランソワ・ミレー ≪春(ダフニスとクロエ)≫
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ギュスターヴ・ドレ ≪ラ・シエスタ、スペインの想い出≫
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エドガー・ドガ ≪舞台袖の3人の踊り子≫
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エドゥアール・マネ ≪花の中の子供(ジャック・オシュデ)≫
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ピエール=オーギュスト・ルノワール ≪木かげ≫
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オーギュスト・ロダン ≪私は美しい≫
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エミール=オーギュスト・カロリュス=デュラン ≪母と子(フェドー夫人と子供たち)≫
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ポール・セリュジエ ≪森の中の4人のブルターニュの少女≫
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ポール・ランソン ≪ジギタリス≫
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ピエール・ボナール ≪坐る娘と兎≫
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ジョルジュ・デヴァリエール ≪聖母の訪問≫
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ピエール=オーギュスト・ルノワール ≪帽子の女≫
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シャイム・スーティン ≪心を病む女≫
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ジャクソン・ポロック ナンバー8, 1951 黒い流れ
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# by wavesll | 2018-09-17 00:16 | 展覧会 | Comments(0)

Laraaji Live at WWW

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Laraaji Boiler Room London - Deep Listening Session

Laraajiのlong set liveを渋谷WWWにてみてきました。素晴らし過ぎた…!

Laraajiは
巨匠Brian Enoに見出され、近年のニューエイジ/アンビエントの再興により生ける伝説となったNYCのパーカッション奏者/電子音楽家(WWWの記述より)

去年・今年あたりに作品がタワレコで大きく扱われていて存在を知って。ニューエイジ系に、何か今までとは違う音を体験できるかと想って馳せ参じたのでした。

四畳ほどの空間にツィターという小型の箏とサンプラーと銅鑼と仏具のようなベル。暗闇に丸窓のようにゴングが浮かび上がる様子はまるで茶室で点膳を受けているような序。

寝れましたw いや、ここ数日深い眠りを味わえなかったのだけれど、ディープなリラックス環境を抽出してくれて、本当に安らかな気持ちに成れました。

そして立ち上がって銅鑼を叩擦り声を歌い上げる破。

『私は平和な庭で働いている。私は美しい庭で働いている。遍く光がある。遍く。』と語り笑うララージ。まるでミスターポポみたいだ、いや、すらりと伸びた身体から、ナメック星の音楽があったらこんな感じだろうか。低音の唸りと澄んだアフリカな歌。さらにここからツィターを弾き始め、音楽が…!

序破急の先にはただ音楽がありました。鈴の音、撥、そしてブラシで叩かれるツィター。音色は天上的な色彩を増し、音楽がありました。

そして水底、セノーテの祠の様なライティングの中で音楽は響き再び銅鑼。冥界のよう。そしてツィターと法珠ベルで大団円。ENではリラックスした伸びやかな音を聴かせてくれました。

水音、鳥音が流れ、茶室から外界、そして茶室の壁がぱたりと展開し星空からの天界、水底の祠、冥界、そして現世へ還ってくるような。ニューエイジ、底深い…!

深い安寧を与えてくれ、響きに脳が波動を発する、非常に精神的なライヴ。

個人的には座・高円寺2でみたインディアン・スライドギターの超人、デバシシュ・バタチャルヤのライヴに迫る感動がありました。

音楽の宇宙は未だに汲めども尽きぬ莫邪であると認識させられる、素敵なライヴでした。心身がほぐされました。

# by wavesll | 2018-09-16 05:06 | Sound Gem | Comments(0)

滋賀京都バレットトラベル 弐 祇園閣・京都霊山護国神社・建仁寺・伏見稲荷大社・恵文社一乗寺店・ラーメン本家第一旭

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昨日の記事に続いての滋賀京都弾丸旅行記。今日は京都編。

堅田駅から湖西線で山科駅へ来て、駅のうどん屋でカレー牛肉丼。うどん屋のだしのカレーが温かくてスタミナがチャージされる。考えてみれば碌なもん食ってなかったw
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”「御陵」で「みささぎ」って読ませるってワギャンランドのしりとりかよ”とか”蹴上って凄い駅名だな”と想ってたら東山駅に着。

京都の街並み、経年劣化した昭和な建物も多いけれど、醸し出す雰囲気がとてもよくて、そんな中にきらりと光る洒落た店が最高だな。
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祇園着。祇園は歯医者もモダンで可愛くて。通りに入ると「キメラ」というこれまた壁がかっこいい店が。
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そして今回の京都旅行の目的、祇園閣がみえてきた。
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金閣・銀閣は有名だが、あなたは幻に終わった銅閣計画を知っているでしょうか?豪商・大倉喜八郎が建築家・伊東忠太につくらせようとして奇抜すぎて却下された計画。「ならば祇園祭の鉾の形では!?」と創られたのがこの祇園閣。今夏期の特別拝観で上に上ってきました。
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現在祇園閣は織田信長親子のために建てられた大雲院の一部で祇園閣内部は中国の絵師によって描かれた敦煌莫高窟内部の絵が描かれていて、エメラルドグリーンな立体仏教絵巻となっていました。楼閣からは東山が一望でき、遠くにはあべのハルカスもみれて。中では撮影禁止なので外からぱしゃり。
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祇園閣は建築と日本展で知って。伊東忠太は妖怪好きだったらしく中のライトは妖怪の像が支えていた。大雲院の宝物館には信長から賜った団扇や秀吉から賜った酒瓶の他、雪舟応挙池大雅の画も。中でも応挙の白鷹はかなりいいやつに感じた。
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大雲院には石川五右衛門の墓があるそうで。それは見つけられなかったけれど、祇園閣からほど近い京都霊山護国神社にて坂本龍馬と中岡慎太郎の墓を参ることができた。
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そこで売ってた水。美味いが、水だw
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シックなファミマ
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建仁寺にて小泉淳作筆《双龍図》をみる。平成の龍。鱗はまるで花弁の刃のよう。雷雲は水煙にも火煙にもみえた。寺院もアップデートされていく。
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寺院の中には海北友松の竜図などの高精細複製が。畳の中でみる銘品は趣があった。大雲院にも名品があったけれど、寺には元々美術品が収蔵され、それを学びに画家が来て、そして資金力もあるからさらに名画が描かれていく。
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庭も美しかった。
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鳥羽美花さんの《凪》と《舟出》。京都からヴェトナムへ渡りさらに花開いた型染の藝術、素晴らしかった。建仁寺は寫眞撮影自由なのも素敵だ。
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ベッタベタに伏見稲荷へ来た。千本鳥居はコマ送りでみると亜空間体験。ところがすぐに通行止め。台風で道が塞がれてしまったらしい。これまでも”瓦が取れてるな”とか思ってたけれど、やはり大きな爪痕が。せめて何か京で買おう。。。
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駅の自販機で買った宇治茶。碾茶入りでとても美味しかった。京都府産茶葉100%。これ、関東でも取り扱って欲しいな~◎
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比叡電車も鞍馬に行く途中でSTOPなのだな。今年の天候災害は本当に苛烈だった…。
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一乗寺にて。お、お前、こんなところにもいたのか。
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本の土産を恵文社一乗寺展にて購入。ここはいつ来ても本当に雰囲気がいい。置いてある本も素敵だし、心地いいCDも。店内は許可を得て撮影しました。
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比叡電車がクッソカッコ良かった。外装も内装も素晴らしい。椅子も快い座り心地。
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出町柳から市バスで京都駅へ。電源カフェを調べて、ドトールにてスマホを充電。好いころ合いになって地上へ出ると、そこには京都タワーが。
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なんか屋台村みたいなのがあった。こういうの好いね。
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この旅の〆はラーメン本家第一旭。21:30過ぎについたら20人くらい並んでて吃驚。20分強並んで入店。特製らーめん。うまい!醤油のスープが絶品!中細麺によく絡む!チャーシューが口のなかでほどける!オーソドックスなんだけどすーごい美味い。ドトールでミラノサンドA食ってたのにするっと食えてしまった。こーれは旨かった。さぁ後は帰るのみだ。
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帰りも夜行バス。夜行バス2夜行バスで、アバンティ前で出発を待つのが眠くて仕方なかったwただ車内で飲もうとコンビニでペットボトル買ったときに店員さんがきさくな語り掛けをしてくれて”関西っていいなぁ”って。旅人の気楽さ故かもしれないけれど。

途中のSAで400円の缶コーヒーを買った。美味いけど、400円出したらスペシャリティコーヒーが飲めるコーヒースタンド知ってるからなぁ。旅ゆえの散財だw

7:00横浜着。そういえば京都にもポルタがあったのは軽い驚きだった。さて風呂を浴びて一日が始まる。京都まで片道3000円は魅力的だけど、これつづけてたら早死にするなwとはいえサクッと旅できるのはいい。一人旅もいいけれど、二人とかで旅したくもあった。ぷらっとこだまとかと上手く使い分けできたら。
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# by wavesll | 2018-09-15 03:55 | | Comments(0)

滋賀京都バレットトラベル 壱 田中一村展@佐川美術館にて秋の千葉の彩をみる

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I'm@京都駅
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そう、夜行バスで滋賀・京都旅行を敢行してきたのでした。

上の写真はYCAT上から出たバスから降りて撮った朝の京都駅。
今は夜行バスでも座席にコンセントが付いているタイプでも横浜-京都が3200円くらいで行けるんですね。凄い世の中だ。

慌ただしい朝の京都駅でコンビニおにぎりを食し、湖西線のこんな渋い列車で霧の山と琵琶湖を眺めながら滋賀・堅田駅へ。
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堅田駅から路線バスで琵琶湖を越え、そこから歩いて守山市は佐川美術館を目指します。
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目的は日曜美術館で一目ぼれした奄美の自然を画いた画家、田中一村の展覧会。
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この佐川美術館、佐川急便の私設美術館で、建物は建築と日本展@森美にも紹介されていて。水と建築の美しい調和がありました。
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田中一村は栃木に生まれ、幼少期より南画を描き、1926年に東京美術学校へ入学。けれど2ヶ月で退学し、その後独学で千葉そして奄美で画業を探究、生前作品を発表する機会はなかったけれども、今日では熱心な支持を集める存在となっています。

この展覧会では奄美時代のみならず、幼少期から彼の画業の軌跡を捉える展示となっていました。

何しろ最初に展示された作品≪菊図≫を画いたとき一村(当時の雅号は米邨)少年は7才!神童じゃないか!父の影響を受け南画を学んだ一村はその才能を多くの画に記しています。

可愛らしい≪紅葉にるりかけす/雀≫と≪柳にかわせみ≫。滝に仙人がちょこんと座っているような≪観瀑≫。金地に綺麗な≪花菖蒲≫、青い露が美しい≪つゆ草にコオロギ≫。咲き降る≪藤図≫にシックな≪木蓮図≫。墨とピンクの≪紅白梅図≫、鈍色なエメラルドグリーンな≪瓢箪図≫、墨の山景に桃色が煌めく≪武陵桃源図≫と彼のまなざしが自然や虫に向けられていることがみてとれます。中でも梅が枝の波動と化していく≪墨梅長巻≫は十代での大作。

≪桃果図≫黄色の暖色が美しい≪菊図≫、葉の迫力がある≪蓮図≫、そして墨の葉が凄い≪蓮図 擬八大山人筆意≫。長命を顕わす≪菊水図≫と牡丹を画いた≪富貴賞図≫、そして仙人が食べる≪桃果図≫の生命力を画いた三作も素晴らしい。

そして20才の時に描いた≪蘭竹図/富貴図衝立≫の金色にカラフルな牡丹が咲き誇りそして青の葉がダイナミックな画は圧巻!裏の勢いの良い墨草も素晴らしかった。

そして≪南天とろうばい≫の赤の映え。鈍い青が印象的な≪浅き春≫。≪椿図屏風≫はまた金地に咲き誇る椿の樹が描かれ琳派な趣向。

23才で南画から別軸へ画業を変遷し30で一村は千葉へ移住します。個人的にはこれまでの作品も好かったけれども、一村のオリジナリティがここから大きく開花していく様が本当に素晴らしかったです。

シンプルで抽象的な≪石図≫、シャクヤクが美しい≪椿図≫、影が何とも印象的な≪竹≫。グリーンにレッドが最高な≪南天≫に木が勢いよく流れる≪白梅図≫。

そして≪棕櫚≫の火花のように弾ける植物描写!これは本当に素晴らしい!≪つゆ草≫の青のワンポイントもいいし、≪秋色≫の零れる赤。あの世が滲む≪彼岸花≫も好かった。

さらに≪秋日村路≫の素晴らしい事と言ったら!秋があふれている。一村には奄美を描いた画家という認識があったのですが、本展覧会で彼が画いた千葉の秋の朱黄の美しさを知れたのは本当に収穫でした。

流体がきれいな≪毒だみの花≫、黄色に白がいい≪粟≫、中心の赤と周りの黒がいい≪鶏頭≫。リラックスした≪ホオズキ≫にべた塗りで美味そうな≪柿≫。甘そうな南瓜に虫への温かい視線がみえる≪かぼちゃにキリギリス≫。

表情豊かな≪翡翠≫に二羽の関係性をみるのも楽しい≪軍鶏試作≫。牛がのどかな≪春郊≫、異世界な感覚があった≪黄昏野梅≫、≪桃華仙境≫のピンクも好かった。

木の影絵のような良さがいい≪千葉寺麦秋≫。淡さが好かった≪千葉寺はさ場≫。≪千葉寺収穫≫の田舎の美。≪千葉寺晩秋≫の木の色彩。葉の緑に赤が鮮やかな≪南天≫。≪みやま頬白≫や≪水辺に翡翠≫もまた好い。

向日葵の濃さのトーンがゴッホみたいな≪八重ひまわり≫。濃い塗り方の≪桐葉に尾長≫も本当に印象的でした。

ここから亜人物画のスペースが。紙の繊細さが伝わる≪お雛様≫にスイカな色合いの≪紙立雛≫。≪雛図≫は顔が好い。子どもの為の温かい心が伝わる≪お雛様≫も好かったし、男の子の為の≪兜≫も好かった。

すっくと立った≪蓮上観音図≫。浪がうねる≪あばさけ観音≫。女性の悟りの表情がある≪白衣観音像≫に羅漢の男らしさが伝わる≪十六羅漢像≫、≪羅漢図≫12点はユーモラスでした。

灰色の巣が暖かい≪巣立ち≫に、≪春林茆屋 仿謝蕪村≫・≪麦秋図≫・≪牛のいる風景≫・≪さえずり≫というスナップショット的な団扇作品も。

そして第二会場。38才にして画壇にデビューし雅号がいよいよ田中一村となります。ここから日展や院展への挑戦と、そして日本画壇・川端龍子との決別迄の作品が展開されました。

昏い夕景を画いた≪入日の浮島≫、網がモチーフの≪四ッ手網≫。ヤマボウシとトラツヅミが描かれた≪白い花≫は二作とも素晴らしかった。特に緑にあふれた方が好きでした。

黄葉の重なりが賑やかで楽しい≪秋色虎鶫≫、大胆な構図が好い≪葦によしきり≫。カケスの青が好い≪柿にかけす≫にキツツキの飄々とした顔が好い≪枯木にきつゝき≫。

農家の夜の風景が描かれた≪黄昏≫。そして賞に選ばれた≪秋晴≫は金地に琳派な画風。

≪浅春譜≫の空色。≪早春≫の里山。≪春林≫のにゅるっと伸びる翳。≪野梅≫のスパンコールのような白。≪千葉寺春彩≫のゴールデンなマジックアワー。≪晴日≫は青のグラデーションに黒く太い木影。ずばっと縦長な≪山桜≫や扇な≪露草に蜻蛉≫も好かった。

≪四季草花図(旧襖)≫≪千葉寺 麦秋≫の火花のような花の描写が素晴らしくて。しみじみと暮れていく≪水辺夕景≫にわらぶき屋根が劇画調に描かれた≪農家の庭先≫、里の情景だと≪千葉寺 浅春譜≫も好かった。≪冬景色≫は薄明に雪積る木々の姿。ピンクな≪野の馬≫もいいし、≪千葉寺 麦秋≫のトトロなデカい木や珍しい青空が描かれた≪仁戸名 蒼天≫、太陽のぬくもりを感じる≪菊花図≫も好かった。

そして≪秋色虎鶫≫のなんたる楽しさ!秋の綺麗さが詰まった素晴らしい絵画でした。本当に一村の秋の描写は快い◎

青い山影な≪筑波山≫もいいし、九州・四国・南紀の旅で描かれた≪阿曽村千里≫・≪僻村暮色~恵良村≫・≪僻村暮色≫・≪雨薺≫は大きなスケール感が好く、≪山村六月~北日向にて≫・≪新緑北日向≫はトロピカルな自然が好く、≪室戸奇巌≫の白浪も好かった。

さらに≪忍冬に尾長≫がとても素晴らしい!羽毛のふわっふわな感触が伝わり、尾長の柔らかさがなんとも絶妙で。

50歳にしてして奄美へ渡った一村。彼は69でなくなるまで南方の地で日本画の新領域を切り拓きました。

奄美へ発つ為の資金作りのための描いた大作襖絵≪四季花譜図(裏面:白梅図)≫・≪四季花譜図(裏面:松図)≫の花のレッドからライトイエローへのグラデーション。≪白梅図(裏面:四季花譜図)≫・≪松図(裏面:四季花譜図)≫の枝ぶりの良さ。≪紅梅図≫が苔が翡翠色で良く、≪百合と草花図≫の斑が好かった。

≪日暮れて道遠し≫のオバアと月、≪宝島≫の△な山。≪麗日~トカラの馬≫≪クロトン≫や≪与論島初冬≫など他の島々で描いた作品も。≪クロトン≫は鮮やかな赤と黄が熱帯で。

≪山中の雨≫の農村の湿度に≪鬼ヘゴと谷渡り≫のシダの影。≪林間夕照~峠の花≫も素敵で≪山路の花≫は蝶が描かれて。

≪パパイヤとゴムの木≫のオレンジに灰の果実もいいし、≪白梅高麗鶯図≫の綺麗なイエローも鮮やか。

≪紅梅丹頂図≫はタンチョウの後ろの梅が羽根のように広がって。≪漁樵対問≫はガジュマルに奄美の民が南画調に描かれて。≪百合と岩上の赤髭≫の小鳥が上に鳴く姿。≪クロトン≫はウォーホル的ですらあって、≪クロトンとカヤツリグサ≫の深緑に黄色の透ける耀きがまたいい。

そして≪初夏の海に赤翡翠≫が大胆に描かれたビロウの影にミツバハマゴウ、ハマユウ、アカミズキにオレンジの差し色がなんとも熱帯林の美があって。≪枇榔樹の森に崑崙花≫の彫り塗りで描かれたグレーの美。

≪奄美風景≫は海岩の影、もう一つの≪奄美風景≫は海草木の影。一村は影を印象的に使いこなす画家だなぁと想います。≪孤枩≫も奇岩の影。

参考資料にあった彼の品々も好かった。でかい≪木魚≫。≪帯留(おしどり)≫のカオ。≪帯留(みみずく)≫は夜な感じ。≪帯留(リンドウ)≫はカッコよかった。≪帯(菊図)≫はパステルでカラフルで。≪帯(竹図)≫はしみじみと良くて、≪花草文日傘≫のピンクに薄い植物模様。≪草花文角皿(絵付)≫と≪漢詩書角皿(絵付)≫も好かったし、≪粗画御礼(書)≫には彼はこんな字を書いていたのかと。≪根付(木魚)≫もでかかったし≪葉盆≫なんてのも。

そして最後のスペースに複製でおかれていたのは彼の代表作≪アダンの海辺≫。南国の果実であるアダンが印象的なこの作品は今は箱根の岡田美術館に展示され、収蔵は千葉市美術館だとか。いつかみてみたいなぁ。

≪クロトンと熱帯魚≫の黒赤なサカナがまた好くて。≪アカショウビン≫もトロピカルでいい。≪奄美冬彩≫は淡い奄美。≪奄美の海≫はいい藍色。≪奄美風景≫は曇天が多い奄美では珍しい水色の空。カラフルな≪与論島追想≫もいいし、サカナとイセエビが描かれた≪海の幸≫なんて作品も。そして若き日にも描いたモチーフの≪富貴昌図≫で円環を描き田中一村展は幕を下ろしました。いつか彼が画いた奄美にも来訪したい気持ちに成りました。

けれど佐川美術館はこれだけでは終わりません。

樂焼の当代当主樂吉左衛門館では≪巖≫という焼き物がまさに岩で、≪涔雲に浮かんでⅠ≫という作品はまるで宇宙の舟のよう。≪巌上に濡光あり I≫はアブストラクトな山水画、≪行行水窮處≫はカラフルな竹林で。

また佐藤忠良さんの彫刻作品が館内には展示されていて。≪チコ帽子≫という作品と≪帽子・夏≫という作品が好かった。
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”これだけみれて入館料千円とはいいなぁ、なんと堅田駅までシャトルバスも出てるとは。佐川男子に感謝”だと想って外へ出ようとしたらなんと平山郁夫の展覧スペースも!仏像を描いた作品やサマルカンド等の外地を描いた作品などかなりたっぷりな展示を駆け足で観て、シャトルバスに補助席で滑り込みました。3h満喫!素晴らしかったなぁ。

せっかく守山市まで来たしピエリ守山にでも行ってみようかとか等の気持ちにも駆られましたが、湖西線で京都へ。その旅模様はまた明日に描けたら◎




# by wavesll | 2018-09-14 05:29 | 展覧会 | Comments(0)

河井寛次郎展@パナソニック汐留ミュージアムにて扁壺を視る

汐留にて没後50年 河井寛次郎展ー過去が咲いてゐる今、未来の蕾で一杯な今ーをみてきました。
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入場するとまず目に入るのが山口大学所蔵の名品達。

≪二彩双龍耳壺≫の美しい黄色、黄緑。ライトな藍色がWaterfallする≪兎糸文火焔青香爐≫、緑が迸る≪緑釉人形図壺≫、灰に葡萄色が射す≪澱彩透文喰籠≫、黄色に焦げが好い感じに焼き付く≪三彩文盂≫、≪桃図碗≫はモダンな灰焼色、白の花が綺麗な≪繍花六方花瓶≫などとても良かった。

これら山口大学所蔵品などは撮影NGだったのですが、その後ろに在る≪絵手紙[松本春々宛]≫等写真OKな作品が多いのがこの展覧会の嬉しい処。ぱしゃりぱしゃりしていきました。

≪青瓷鱔血文桃注≫と≪青瓷鱔血葉文花瓶≫の”青瓷鱔血”は青磁に銅で赤を焼き付ける技法。赤紫の妖しい紅が素晴らしかった。また≪流し描壺≫はスリップウェアという英国のようなデザインのアマゾンな逸品。

ここで面白かったのは≪鳴壺≫という作品。”Huaco of Incas”といいペルーの音が鳴る二口瓶からインスピレーションを得ているというのが興味深くて。ペルーの古代文明モチェ文明の土器とかにも通じるものがあるなと想ったりしました。河井さんの創作の素には中南米もあったのかと。

しっとり輝く白青い≪戯鞠獅子≫や紅紫のグラデーションが美しい≪紅壺≫。そしてミラノトリエンナーレでグランプリを獲ったという≪白地草花絵扁壺≫。本人にはそこまで賞に気がなかったそうで、友人が出品して受賞したとか。この”扁壺”シリーズが、なんとも素晴らしくて。

メインビジュアルにも使われた≪三色打釉双頭扁壺≫、この異形に惹かれて馳せ参じたのでした。なんでも土管からインスピレーションを受けたとか。その隣にあった≪呉洲刷毛目大壺≫の”呉洲”という藍色の色彩も良かったし、同じく土管からインスピレーションを受けたという≪黄釉塗分扁壺≫はその色付け感覚が岡本太郎にも通じる感覚と言うか、時代感覚を超越する感じが好かった。

河井氏は中国・朝鮮の硯にもかなり刺激を受けていたらしく、≪黒釉水滴付陶硯≫やバスタブみたいな≪辰砂陶硯≫、雫が可愛い≪黄釉陶硯≫なんて作品も。また嗜好品の分野でも≪鉄釉打釉煙草具セット≫という深くてかる黒の作品も作っていました。


ここから扁壺が続いて。≪辰砂筒描花文扁壺≫は『度胸星』の四次元体のよう。≪灰釉筒描扁壺≫は三角形の口。≪鉄薬面取壺≫は12面体、≪呉洲扁壺≫は藍色のイカ形。≪呉洲辰砂線文扁壺≫も時を超えるフォルムでした。

珊瑚のような印象の≪碧釉蓋物≫、タコのような≪呉洲筒描扁壺≫、また中央アジア的な模様の≪鉄釉抜蝋扁壺≫も素敵でした。

羽根のようなドローイングの≪練上鉢≫、神の仮面のような≪碧釉貼文扁壺≫。≪三色打薬扁壺≫は織部と縄文がミックスされたような名品。≪白地魚手文大鉢≫にはフォービズムも感じ、≪呉洲泥刷毛目扁壺≫は海浪のよう。≪白地三色打薬扁壺≫の現代美術のような佇まいに≪呉洲貼文扁壺≫には地中海美術を感じました。

ここから寛次郎さんが手がけた木彫のスペースへ。大量の木彫面と木彫像には、これまたインカやアステカ的な意匠を感じて。また河井さんがデザインを担当したキセルや竹製椅子、さらには花鳥虫食器家具などの文様をデザインした≪小間絵集≫という作品も。

戦時中、窯が使用出来ない時代、河井氏はコトバと向き合うことで内面世界を深めていく増した。これらの書や陶板の作品も一部屋使って展示してあり、日々の彼の精神の発露をメッセージという形で観ることができました。

また次のコーナーでは河井氏がインスピレーションを受けた諸作品と、そこから創られた河井さんの作品が展示してあって。朝鮮、伊万里、沖縄、丹波、さらには英国に近似した馬目皿など、非常に多岐にわたるルーツが彼の創作にはあったのだと感銘を受けて。

その後、≪鉄釉球体≫や≪木喰仏≫等のコレクション・遺愛品、さらには学生時代のノートや蔵書等が展示してあって。最後に展示してあった松下幸之助から贈られた≪パナペット(R-8)≫は「このラジオが私の文化勲章だ」と喜んだそうです。

またパナソニック汐留ミュージアムにはジョルジュ・ルオーの部屋もあって≪アクロバット(軽業師VII)≫と≪古きヴェルサイユ(表)≫が素晴らしかった。

さらに美術館が4Fにあるパナソニックのビルの1Fには河井寛次郎氏の轆轤の部屋の際限もあって、展覧会入場料の千円でなかなかに愉しませて呉れました。16日の日曜日まで。

最後に撮った作品達の寫眞を。

≪象嵌花鳥文壺≫
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≪青瓷鱔血文桃注≫
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≪艶消釉蓋付水瓶≫
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≪青瓷鱔血葉文花瓶≫
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≪海鼠釉流し掛壺≫
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≪流し描壺≫
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≪小箱各種≫ ≪碧釉貼文陶筥≫ ≪草花文陶筥≫ ≪笹絵陶筥≫ ≪辰砂陶筥≫ ≪流し描六角陶筥≫ ≪呉洲菱型陶筥≫
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≪絵手紙[松本春々宛]≫
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≪墨画【青瓷紅班壺】≫
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≪白地草花絵扁壺≫
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≪三色打薬双頭扁壺≫
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≪呉洲刷毛目大壺≫
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≪黒釉水滴付陶硯≫
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≪辰砂陶硯≫ ≪呉洲筒描水滴≫
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≪黄釉陶硯≫
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≪筒描文水滴≫
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≪辰砂六角箸置≫
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≪呉洲筒描文杯≫ ≪白地線文杯≫
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≪鉄釉打薬煙草具セット≫
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≪鉄釉筒描文碗≫
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≪黄釉泥刷毛目碗≫
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≪呉洲丸花文蓋付壺≫
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≪黄釉塗分扁壺≫
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≪灰釉筒描扁壺≫
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≪碧釉蓋物≫
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≪鉄釉抜蝋扁壺≫
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≪練上鉢≫
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≪碧釉貼文扁壺≫
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≪三色打薬扁壺≫
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≪白地魚手文大鉢≫
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≪呉洲泥刷毛目扁壺≫
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≪白地三色打薬扁壺≫
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≪呉洲貼文扁壺≫
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≪木彫面≫
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≪木彫像≫
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≪呉洲陶彫像≫
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≪辰砂陶彫面≫
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≪灰釉陶彫像≫
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≪呉洲陶彫面≫
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≪連結器写真新聞切抜き≫
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≪小間絵集≫
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≪キセル[デザイン]制作・金田勝造≫
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≪陶板「眼聴耳視」≫
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≪蓋物「喜者皆美」≫
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≪陶板「かざりのない高さ 人間の登れる高さ」≫
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≪書≫
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≪赤絵盒子≫
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≪打釉扁壺≫
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≪流し掛け耳付壺≫
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≪流し描鉢≫
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≪鉄釉球体≫
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≪木喰仏[十一面観音菩薩像]≫
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≪朝鮮 白磁壺≫
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≪朝鮮 輪花十二角膳≫ ≪釣り鐘火鉢(制作 金築運一)≫
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≪瀬戸 馬目皿≫
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≪黒田辰秋 根来鉄金具手箱(愛用ネクタイ入)≫
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≪黒釉碗≫
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≪身辺遺愛品≫
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≪学生時代ノート(東京高等工業学校窯業科)≫
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≪覚え書きノート≫
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≪『火の寄贈』(自家製本)≫
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≪蔵書 『日本的霊性』 ファブル科学知識全集1 『天體の驚異』 『ファブル昆虫記 1』 日本文庫19『キェルケゴールの言葉ー哲学編ー』 サン・テグジュペリ『空の開拓者』 根岸磐井『出雲における小泉八雲』 御大典記念『ドン・キホーテ 上』 谷口雅春『生命の實相』≫
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≪河合須也子追悼歌(寛次郎 娘〈号 紅葩〉)≫ ≪書簡(天界酒造 山本興三郎〈母方叔父〉宛)≫
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≪パナペット(R-8)≫
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≪轆轤(ろくろ)部屋再現≫
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# by wavesll | 2018-09-11 22:17 | 展覧会 | Comments(0)