高島水際公園@みなとみらい

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高島水際公園はベイクオーターから海に抜けたところに在る、2011年オープンの公園。貨物路線と帷子川が通るNeatでありながらどこかSolidな雰囲気。

ここを知っているのはかなりCoreなみなとみらいerでは。潮風が反則なくらい自由の匂いがしていました。

ここからみなとみらい橋を抜けて東神奈川とのはざまにある瑞穂埠頭エリアも、素敵な處です。



# by wavesll | 2018-05-23 08:14 | 街角 | Trackback | Comments(0)

“常連”考

函館のラーメン店がミシュランに掲載され一見客であふれかえり、常連が入れなくなってしまったことから閉店したというニュース。

これに新宿のベルクの店長さんが反応していて。店は呼吸の合う常連がいるから成り立ち、ベルクは常連率が7割だからやっていける(新規が3割くらいあるのは気分転換になる)。と。

やっぱり何かの事業を営む上で常連という存在は何とも有難いものなのだなぁと想います。

この話を聴いたときに”さて、店にとって常連とは何人くらいいるのだろう?”とふと思って。ちょっと計算してみようかと。

念頭に在ったのは自分自身が好く訪ねる飲食店。それでも大体1ヶ月に1回訪ねるくらい。ディナーの店ならそれくらいの頻度が普通では?なんて思います。

カウンター席が20席くらい。営業時間が18:00-23:30。客の滞在時間が小一時間として、開店直後は待ちの列もでるので、全体としては7割埋る位で回転するとして、20 X 330/50 X 7/10 =92.4。

1日の客数が(客単価は考えていないけれども)90人として、それが30日で2700人。この内の7割が常連だとしたら1890。もし毎週通う常連がほとんどだとしても500人弱の常連が必要になるなと。

飲食店に於いて客側では”自分は常連”だと想っていても、店からしたら1/500、あるいは1/2000だとしたら、人間的な付合いのコミュニケーションは薄いのが当然というか、客として特別な関係を求めるのは求めすぎで、芸に惚れ、その上でのプラスアルファとしての阿吽の呼吸があるのだと。でもその呼吸があるからサービスが営めるのだなぁと。

逆に人間関係がもっと発生すると常連として訪れる頻度は高くなることはあると想います。バーなんかはほぼほぼ週何回も訪れる常連客で回っているだろうし。マスター、ママ、或いは客同士の濃いコミュニケーションがあるからこそ少人数でも頻度が上がって成立する形。

まぁ、その”人間関係”というのも曲者で、私も昔いきつけのバーがあったのですが代替わりして足が遠のき、かといってまた新たな人間関係へ身を投じるのも億劫ですっかり呑み屋に行かなくなってしまいました。またバーでも美味い酒とか、飲食店としてのクオリティもなければ客は居つかない。バランスは異なれど飲食店もバーも双方必要ですね。

そういった意味では今はTwitterのTLがサードプレイスというかバー的なタマリバとして生活の中で機能しているかもしれません。

では”Twitterで自分の『常連』って何人だろう?"と考えてみると、1800人強のフォロワーさんがいらっしゃいますがファボやRT、リプをくれるのは十指にみたない感じです。これはこの鴎庵もそうで、大体5000/monthくらいアクセスがあるけれども、そのほとんどは過去記事とかの一見さんで、最新記事を取り上げる内容に関わらずみてくれてそうなアクセス数は10/dayいない位。

なんと常連率が1割を切っているw 自らの筆力、惹きの無さを猛省するばかりですが、「今の時代ブログの常連になる人がどれくらいいるだろう?SNSを通して記事を読むだけがメジャーな行動様式だろう」なんて思ったり。時間が有限な以上、幾つもの場の常連には物理的にもなれませんものね。

とは言え目に見える反応は嬉しいもので、Twitterなんかの好反応には本当にモチベーションを大いに与えられています。そうした意味で自分に嵌ってくれる常連の方々という存在は何かをやっている人間には真に援けになるものだと、しみじみと想った次第でした。

# by wavesll | 2018-05-22 02:46 | 小噺 | Trackback | Comments(0)

西美のコレクション展にて新蔵品のベルト・モリゾやモネ、ドガ。ミロやカンディンスキー、藤田嗣治にポロックにピカソetcをみる

ベルト・モリゾ ≪黒いドレスの女性(観劇の前)≫
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ペーテル・パウル・ルーベンス ≪眠る二人の子供≫
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アレッサンドロ・マニャスコ ≪嵐の海の風景≫
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アリ・シェフェール ≪戦いの中、聖母の加護を願うギリシャの乙女たち≫
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レアンドロ・パッサーノ ≪最後の審判≫
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ヤーコブ・ヨルダーンスに帰属 ≪ソドムを去るロトとその家族(ルーベンスに基づく)≫
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ウィリアム・アドルフ・ブーグロー ≪音楽≫
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ギュスターヴ・クールベ ≪眠れる裸婦≫
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ピエール・オーギュスト・ルノワール ≪アルジェリア風のパリの女たち(ハーレム)≫
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エドガー・ドガ ≪舞台袖の3人の踊り子≫
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ピエール・ボナール ≪『デリエール・ル・ミロワール』第158-159号(1966年4月刊)『ラ・ルジュ・ブランシュ』誌のためのポスター(表紙)≫
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マルク・シャガール ≪赤い鶏≫
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マルク・シャガール ≪イスバの風景≫
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マルク・シャガール ≪青い魚≫
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ジョアン・ミロ ≪絵画≫
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ワシリー・カンディンスキー ≪『小さな世界』:I≫
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ワシリー・カンディンスキー ≪『小さな世界』:II≫
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ワシリー・カンディンスキー ≪『小さな世界』:III≫
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ワシリー・カンディンスキー ≪『小さな世界』:IV≫
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ワシリー・カンディンスキー ≪『小さな世界』:V≫
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オーギュスト・ロダン ≪フギット・アモール(去りゆく愛)≫
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モーリス・ドニ ≪若い母≫
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ジョン・エヴァリット・ミレイ ≪あひるの子≫
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ラファエル・ロラン ≪詩≫
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ラファエル・ロラン ≪楽≫
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ピエール・ボナール ≪働く人々≫
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ポール・シニャック ≪サン=トロペの港≫
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キース・ヴァン・ドンゲン ≪カジノのホール≫
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ジョルジュ・ルオー ≪道化師≫
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マックス・エルンスト ≪石化した森≫
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パブロ・ピカソ ≪アトリエのモデル≫
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パブロ・ピカソ ≪男と女≫
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藤田嗣治 ≪座る女≫
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ジャクソン・ポロック ≪ナンバー8, 1951 黒い流れ≫
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国立西洋美術館の愉しみと言えば常設展。先日プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光 を観た時にみたコレクション展はやっぱり凄くて。注目は新蔵品。写真を載せたモリゾ、ドガの他、モネも複数新蔵品があり、さらには≪つみわら≫なんかも展示してありました。

ポロックも最晩年の黒がうねる作品。そしてフジタが凄い良いのがあったのが嬉しかったです。そして新館 版画素描展示室で開かれているマーグ画廊と20世紀の画家たち―美術雑誌『デリエール・ル・ミロワール』を中心にもカンディンスキーやシャガールが素晴らしかったです。

おまけにこれまでも撮って来た西美常設展の寫眞レポをお裾分け◎






# by wavesll | 2018-05-21 20:52 | 展覧会 | Trackback | Comments(0)

悪の建築展 第4章:前衛 at サイト青山

野口理沙子 一瀬健人 ≪卓上の物語、召し上がれ≫
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Woga
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Woga ≪呼吸≫
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KAORI KUMAGAI
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Karano Laka ≪窓≫
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瑞雪
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Mizuki the City ≪出現≫
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Mizuki the City ≪予兆≫
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山本知 ≪吉良道≫
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山本知 ≪紅吉祥院≫
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姉崎たくみ
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姉崎たくみ ≪Garden of Eden≫
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入口可奈子 ≪試作存在しない≫
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入口可奈子 ≪マテリアル101ー部分再構築ー≫
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髙橋瑞稀 ≪The water cycle≫
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悪の建築展@サイト青山に朝一に。

髙橋瑞稀さんの作品は東京春季創画展にも出品された≪渇いた水≫という作品と同じくウェルウェッチアという沙漠に咲く華の内部の水流を通してナイルからの都市の勃興を比喩するもの。

色使いとキュビズムのような構造が迫力がありました。キュビズムと書いたのは、華がミクロには脳や内臓、マクロには地形のようにみえ、そこに複数の視点が織り込まれていたため。グーグルアースなんかにも創作のヒントがあったそうです。

他の作品も見どころがそこかしこにあり、特に高層建築群を皿に乗せた野口理沙子さんと一瀬健人さんのクラフト作品が都市を飛び交い摘まみ食いをするトランスナショナルなメガロシティな感覚が現代的で良かったです。

最後におまけでそんな青山一丁目の都市の上に在った空天を。あまりの明晰さに感嘆させられました。
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# by wavesll | 2018-05-21 01:25 | 展覧会 | Trackback | Comments(0)

ヴェトナムフェスティバルでの水上人形劇が極上なVietnamese Music Performance

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ヴェトナムフェスティバルにて水上人形劇をみてきました。超楽しい!

NHKホール前に特設の舞台が創られ、幕の奥から人形が次々と出てきてパフォーマンス。田畑や湖沼での勤労がユーモラスに描かれ、動物とのアクションや、時に龍も出て来て。ヴェトナムの水上人形劇、これは見ものでした。

”おそらくこうして操っているんだろうな”と想わせながら、ドラゴン達が水を吹いたり、王妃がぐるぐるダンスしたり、小鳥を咥えた猫は池を飛び出して木に登ったり中々仕掛けが凝っていて“おお!”と思わされるし、何より生バンドの音楽が最高!



生で聴くと今回の楽団は琴や二胡のような弦楽器の音色がまた印象的で、棒状のカスタネットのような楽器も良く、パーカッションも好かったし歌も玲瓏で極上でした。最初に『昴』のヴェトナミーズカヴァーをしてくれて。タイフェスでも縦笛の人間国宝が『昴』のカヴァーをしてたけれど、アジアでの日本の代表曲なのかな?何しろ生音でヴェトナム音楽を心行くまで堪能できたのが嬉しかったです。

# by wavesll | 2018-05-20 18:25 | 舞台 | Trackback | Comments(0)

ギリヤーク尼ヶ崎 50周年記念横浜公演@六角橋商店街ドッキリヤミ市場

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最後の大道芸人!1990年代絶頂期のギリヤーク尼ケ崎『じょんがら一代』神戸公演より 湊川神社

数年前TVのドキュメンタリーで知って気になっていた舞踏家のギリヤーク尼ヶ崎さんが六角橋商店街で公演を行うと聴き馳せ参じてきました。

椎間板ヘルニアやパーキンソン病を患い、87歳という高齢にして命の向こう側まで続く焔のような舞い。なんて透き通った瞳なんだ。数珠を振り回し水を振り撒き、地をのたうちまわる。

どこまでも切実で呪術的なオーラを感じさせる舞いに人を惹きつける重力が生じ、ひしめきあう観客と演者の異様な熱量が闇の中に存在していました。

「あと2年で(念仏じょんがらは)完成させる」「次はもっと仕上げてくる」。藝の道とはかくたることか。終演後投げ銭して語りかけ握手してもらった際の本当に力強い握力が頼もしかったです。

# by wavesll | 2018-05-20 03:27 | 舞台 | Trackback | Comments(0)

Les Paul - Whispering X 紅茶花伝CRAFTEA 贅沢搾りオレンジティー でAfternoon Sweetbitterness 第134回酒と小皿と音楽婚礼



昨今の音楽業界を震動させた報せと言えばギブソンの経営破綻。買収によって経営多角化に失敗したとも、高級ギターを造るための木材が枯渇したとも、そして若年層にもうギターが支持されないという話も聴こえますが、どうやら所謂日本でいう”倒産”とは異なり、ギター製造分野自体は黒字を出していて今後も事業は行われるそう。

そんな時勢に、Sunday Song Bookで山下達郎さんが先週日曜の13日に”ギブソン・ギターで棚から一掴み”という企画を行っていて。
そこで聴いたのがレス・ポールの『Whispering』。

レスポールと言えばギターの代名詞的な存在。けれど実は音を聴いたのは初めてでした。
1951年という事もあってか、勝手に思っていたハードロックな音とは全然違う、寧ろ竹村延和さんの新譜と言われても違和感がないような楽しくトイっぽくて小洒落た音で。眼から鱗が落ちました。

さて、これに合う飲み物は何だろかと思案した時に真っ先に出てきたのが紅茶花伝のオレンジティー。
これ、美味いんですよ。普段私はフルーツフレーヴァーティーって苦手で敬遠してしまうのですが、これは茶葉に倍にしてある層で、渋みと甘みのバランスが素晴らしくて。このレスポールの奏でる音と共鳴してくれました。

サンソンのギブソン一掴み回は明日20日に後編が流れ、前編も明日までradikoタイムフリーで聴けるので、午後をGuitar Soundで快くするにはぴったりかと。曇も晴れ渡って健やかな昼下がりですね◎

# by wavesll | 2018-05-19 15:14 | La Musique Mariage | Trackback | Comments(0)

Pepe Tormento Azucarar - New York Hell Sonic Ballet X 硬質な湿度を帯びた灰叢雲空 第49回音の貝合わせ


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ムラのあるコンクリートのような天には『New York Hell Sonic Ballet』が好く似合う。どんな天候にもうってつけのSound Waveがあるものですね。

# by wavesll | 2018-05-19 12:40 | La Musique Mariage | Trackback | Comments(0)

Corona X Sixties Rock Albums Listening Party -MC5, The Kinks, Big Brother and The Holding Company

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The Kinks - KINKS




夏の熱気が篭る室内で第133回酒と小皿と音楽婚礼SPとして60sロックとセルベサで切れ味スカッとドランクハウスパーティーをやりました。

# by wavesll | 2018-05-18 20:20 | La Musique Mariage | Trackback | Comments(0)

GONNO X MASUMURA - Circuit Feat. Takuro Okada & Torn Hawkを於店試聴し心動し立ち尽くす

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WebでFull試聴が行え、ストリーミングサービスが隆盛な昨今。私自身SpotifyとかBandcampとか使いつつも、やはりタワレコの店頭で試聴して”こっれ最高だな!”となるのは大きな音楽体験で。

Twitterで何度か見掛けていたこともあり、そして渋谷タワレコ店頭でMASUMURAというのがex森は生きているの増村和彦さんだと聴いてPLAYボタンを押した本作GONNO X MASUMURA『In Circles』に、心打たれ、10:01にも及ぶ1曲目「Circuit」を聴ききってしまいました。

長尺の曲を試聴で全部聴くというのは私にはめったにないことで。一つには店の方でプレイヤーを設定し長尺で聴けないようにしているということが多いというのもありますが、店頭試聴では聴いて30秒から1分程で「あぁこれは最高、間違いのない奴だ」となるともう試聴は止めて心のメモに残しておくのです。

つまり「良い/悪いが分かった」時点で試聴を終えるという。無論”わかった”なんてのは不遜な態度ではあるのですが、そんな感じ。

そんな中でこの楽曲はどうなるのかわからないまま最後まで目撃し続けてしまうというか。言ってみれば打ち込みに生音を組み合わせる長尺インストというのは他にもあるにはあって、そういう”よくある感じ”に往々にして成ってしまいそうになる處をギリギリで成らずにハイレベルに特別な瞬間の軌跡をみせ続ける。

電子音と生ドラム、そしてギターが共鳴し、宇宙を飛翔し、有機的生命が無機的な環境を相克する様をみるような感動が押し寄せて、ただただ立ち尽くしながらこの大曲の終幕を迎えました。こんな稀有な聴験があるから店舗めぐりは止められない^^

# by wavesll | 2018-05-18 06:09 | Sound Gem | Trackback | Comments(0)