生きることに意味はあるのだろうか。
すべてのこと、たとえばものを食べることの原因は空腹だからであり、なぜ空腹かといえばエネルギーを消費しているからであり、なぜエネルギーを消費するかといえば生きているからだ。
ではなぜ生きているのか。生きることに意味はあるのか。
いのちは水のように大地から湧き出し、河を流れて、海へたどり着き、空へ浮かんで、雲となり、雨となって大地に降り注いでまた湧き出すのか。
本当の愛はあるのか。本当の愛とは何か。本当の愛がないとしたらなぜ"本当の愛"なんて概念があるのか。
意味を求め、愛を求め、ガンジーに身を任せて。
ガンジーはただ流れている。
意味を求め、愛を求めガンジーに身を任せて。
ガンジーはただ流れている。
遠藤周作の『深い河』を昨晩読み始めて、気がついたら明るくなっていました。
清濁の書でした。熱に浮かされるような登場人物。僕も熱に浮かされるように読んでいました。
果たして生きることに意味はあるのでしょうか。宗教や哲学はまだ全ての人間に共通する答えを見つけていないと思います。また、生きている中で、つまり予測でもなく反省でもなく、その真っ只中にあってその意味を知ることは困難を極めることだと思います。それでも、そうするしかないということは感覚として納得できました。