中村一義(100s初Live) キャノンボール(RIJF2001 Ver.)
高2の夏、俺はRock In Japan Festival2001の初日に行った。トップバッターはバンプだった。
そのFesの最終日の大トリは中村一義だった。彼はそれがほぼ初ライヴだった。
中村さんは、ほぼ一人ですべての音を録音する天才だった。
しかし、彼は初ライヴで披露した『キャノンボール』を一緒に演った仲間と100sというバンドを組み、以後活動するようになる。信頼できる、背中を預けられる仲間を得たんだ。
100sのメンバーには元スーパーバタードッグの池田さんもいる。
スーパーバタードッグは俺が好きだったバンドで、01のRIJFesの初日のレイクステージに出て、俺はそれをみていた。
SUPERBUTTERDOGというふざけた名前の通り、くっだらなく面白い歌ばっかりなんだ、あいつらは。
俺は当然、そーゆう感じの曲がたてつづけに披露されるステージだと想ってたし、実際超盛り上がった。
ところが、ヴォーカルの永積タカシがアコギ一本である歌を歌い始めたんだ。『サヨナラCOLOR』という歌だ。
俺はその優しいメロディーと、心を打つ詩に、じんわりして、圧倒されて、感動した。
人は多面体、ベクトルの集合。ベクトルならば、一本の線であって、反対側もあるんだよな、と今思い返せばわかるけど、ある意味度肝抜かれたなぁ、あれには。
その後永積タカシはご存じのように独立ちしてハナレグミとして活動を始めた。
でも、俺は、タカシもそのうちmataスパバタやりはじめたくなる時が、くるんじゃね~かな~と想ってんだ、俺はw
そしたらまたライヴに行くよ
Super Butter Dog サヨナラCOLOR