Les Demoiselles de Rochefort
kyou俺はキネカ大森という封切りと名画両方やってる映画館で『ロシュフォールの恋人たち』と『シェルブールの雨傘』というミュージカル映画の二本立てをみてた。
俺、『ロシュフォール』のサントラが大好きで、どんな話なのか気になってみたんだけど、いやいやふたつとも大変面白い映画だった。お薦め。
特に『ロシュフォール』の方は横須賀のような軍港がある港町で太陽の下繰り広げられる恋人たちのダンスのような恋模様が楽しい映画だった。
フランス人全員があんないっつもいっつもモナムール言ってる奴らじゃないだろうけど、大方の仏蘭西人は恋と愛に生きてんだろうなーと想わせる快活な映画だった。一方で、『シェルブール』の方は主演は同じなんだけど、若気の至りのような情熱的な恋人と財産を持った優しい恋人のどちらを取るかで揺れる悲恋の物語で、見ごたえがあった。
ミュージカル映画って結構好きなんだよねー、俺。タモさんなんかは「劇中でいきなり歌い出す意味がわからない」っていうけど、物語の中に歌が出てくるのは結構アリなんじゃないかと想、俺は。日本だって短歌や俳句が昔の劇の最中に詠われたんだから、それと相似なんじゃないか?
ミュージカル映画で気になってるのは『マンマ・ミーア』。まだみてないけど、ABBAの曲をどう物語に組み込んでるかはとっても興味がある。あれのコンセプトを知って俺も『ウルフルズの歌だけで創られたミュージカル戟』とかつくれねぇかなとか妄想したなぁw
ロシュフォールやシェルブールのように、街と物語りを結びつけるのも愉しい。木更津キャッツアイやAKB48なんかもその文脈で解題できる。
文脈の中、音脈のなか、CONTEXTの脈動の中で、既存の楽曲に新たな意味を与え、そのメインテーマを編曲しながら次のテーマへ繋げて物語を展開していくのは非常にDj的だし、俺にとっては面白そうに想える遊びだ。
レアグルーヴというムーヴメントがある。過去の楽曲を現在の価値観で捉えなおし、新たな魅力を引き出すMovementだ。
これは基本的には過去にあまり脚光の当たらなかった楽曲をFLOOR向けに<踊れるグルーヴ>として再発見する運動態だけど、JPNだと最近のCoverBoomなんかも一種のrare groove movementと捉えられるのかもしれない。日本は名曲もすぐに消費しつくされ、すぐに飽きられポイされ忘れられてしまうので、<埋もれた名曲>が実は仰山あるんじゃないかw?
まぁ、ド定番(その当時は)を外したとしても、<一般ピーポーは知らなかった名曲>って夥しくあると想、あるいは良く知られている曲に新たな光を当て、新脈として解題するというのも、面白い。
Perfume NIGHT FLIGHT