Chick Corea Akoustic BandのOn green dolphin streetが良かったので、この曲を様々な人が演奏しているYoutube動画を集めてみました。
1947年ヴィクター・サヴィル監督映画『大地は怒る(Green Dolphin Street)』のテーマ曲。映画のために一般から求めた懸賞小説で、エリザベス・ガッジという女性が栄冠を射止めた。ニュージーランドを舞台に、津波や地震のスペクタクルが繰り広げられる中、イギリスの元海兵を愛した姉妹の葛藤を描いた物語。邦題の「大地は怒る」は、その地震のシーンが凄まじくて、ストーリーよりもそちらが売りになったかららしい。同年アカデミー特殊効果賞を得ている。
Chick Corea Akoustic Band
このピアノ、ベース、ドラムで奏でられる音の温度が好きだ。健やかに昂れる。
John Coltrane: On Green Dolphin Street
コルトレーンの音楽って日本人の琴線に触れるものがある。一般的なジャズのイメージってこんな感じじゃないかな。
Miles Davis - On Green Dolphin street
演奏に個性が溢れまくってる。この音を聞くとマイルスだって分かる。何とも言えない艶があるな、この演奏には。
SARAH VAUGHAN - On Green Dolphin Street
サラヴォーン節全開。この人のスキャットはずっと聞いていたい。
Hank Jones - On Green Dolphin Street
途中からインタビューが入ってしまうが、こんなライヴをブルーノート東京でみれたら最高。もう逝ってしまわれたが。
Herbie Hancock - On Green Dolphin Street (Take 3 Alternate)
深い都会の夜を思わせる静謐な演奏。Dopeだ。
Bill Evans Trio - On Green Dolphin Street - The Tokyo Concert
最後はビルエヴァンス。最近この人の繊細な音にすっかりはまってしまっている。この透明感は稀有な存在。
お気に入りの演奏はありましたか?伝説級ジャズメンはどのプレイヤーもその人にしか出せない音があって聴きごたえあるよね。インストはPCで聞くよりサウンドシステムで聞いたほうが感銘を受けるし、レコードにはレコードの味はあるしで、聞き込み甲斐があるのもジャズを聴く楽しみの一つだね。