今日は六本木でアートめぐりをしてきました。
六本木ヒルズの広場にあるトレーラーの中でみるPERFUMEの3Dインスタレーションは、どうやって映されているのかわからなくて面白かった。できれば後ろの人形が踊りだしたらもっと面白かった。
その後、森タワーの展望室で、チームラボの『花と屍』を見ました。現代のデジタル技術で作った大和絵という感じで、これもそこそこ面白かったです。屍というのは最後に現れるテクスチャーを剥がした骨組の事なのかな。
花と屍 -Flower and Corpse- 01
花と屍 -Flower and Corpse- 02
「会田誠展:天才でごめんなさい」トレイラー映像2
その後、展望室を観る券で森アートギャラリーでやってた
会田誠 天才でごめんなさい展へ行きました。
この展示はぶらぶら美術博物館でみてて面白そうだなと思ってたので、展望室の料金でみれたのは僥倖でした。
会田誠の持っているガキのような感性は結構好き。というか先にやられた!って感じ。軽さと毒気のショーを一時間ぶっ続けでみた気がしました。
会田さんの絵は表面的なようでも、そのディテールの細かさは凄い。と同時に全てフリですよみたいな諧謔さもある。情報量がメタも込みで高い絵といった感じ。毒気にやられてなんか初めて秋葉原行った時を思い出したw一芸も突き詰めればアートになるんだなぁ。みて良かったです。新宿御苑改造計画が面白かった。芸が細かくて。
ただ、現代美術一般の性質なのか、会田さんの資質の問題なのか、解説などのコンテキスト抜きに見ると陳腐に見える感じもして、この軽さはサブカル的だなとも思いました。
ただ、河口湖曼荼羅の時に彼が体験した超体験には断固共感したいです。私の時もノードラッグ・ノンアルコールだったなぁ。会田誠の絵はふざけていて、真剣にネタを突き詰めている気がします。そしてその世界を斜めに見るアイディアこそが彼のアートの魅力だと思います。エンタテイメントのためにディテールを細かく積み重ねる。そんな中で、河口湖曼荼羅だけは、彼が斜めでなく真正面から現象を描いていて、素の姿が見えた気がしました。
あまりのボリュームにぐったりしてしまって、帰りにもう一度夜景見てから去りました。