The Ensemble Al-Salaam - Music Is Nothing But A Prayer
六角橋のゲオはジャズやファンクの黒いCDの品ぞろえが素晴らしく、ちょこちょこ利用させていただいているのですが、今回何の気なしに借りたTHE ENSEMBLE AL-SALAAMの 『THE SOJOURNER』は特筆すべき出来でした。
P-VINEの説明を読むと、
ジ・アンサンブル・アル・サラームはサックス奏者カーリク・アブダル・アル・ローフ率いる7人編成のバンド。
リーダー以下、無名のアーティストばかりで、バンド名からも分かるとおりイスラムに改宗したアフロ・アメリカン達で構成されている。
とのことですが、彼等が奏でるこのスピリチュアル・ジャズの円盤はストラタ・レコードの中でも最もCD化が望まれていた一枚だったそうです。
で、紹介するのはそのアルバムの冒頭を飾る一曲、『Music Is Nothing But A Prayer』。
初っ端のピアノから期待させるのですが、女性ヴォーカルが鳴り響くともうそこには異空間が広がります。その後に展開されるめくるめくある種呪術的な輝きを見せるジャズを期待させるには最高の一曲目といえるでしょう。
いやーこのアルバムを一枚200円で借りれるとは、いい店もあったものです。