連休中にトーハクの『栄西と建仁寺展』へ行き、平成館で俵屋宗達の雷神風神と、本館で尾形光琳の風神雷神をみた数日後に出光美術館で酒井抱一の風神雷神をみて、そして一昨日再びトーハクで宗達と光琳の風神雷神を見てきました。
俵屋宗達の風神雷神、第一運動のデザインは白と緑が肌と衣服などのアイテムで対称となっていて、素晴らしいデザインだなと思いました。
根津美術館で燕子花図屏風もみたりしてアートづいていた皐月だったのですが、琳派のデザイン性には舌を巻きますね。
3幅の風神雷神、第一印象では宗達はさすがに一番凄い、凄みがありつつユーモラスで、こんなこといったら素人っぽいけれど素人だからいいかw鳥山明の画風というかデザイン性って宗達の系譜なんじゃないかって思ってしまいました。
その後本館で観た光琳は、写真が撮れたのは嬉しかったのだけれども、第一印象は軽い印象。たぶん色の具合だと思うのですが、ちょい軽いなと。ただ改めて回2度目に見た時はあぁ第一運動から2nd verを作るために苦心し特色を出したのだなぁとだいぶ感心しました。
抱一の雷神風神は他の2品よりも姿が大きい印象。叢雲がカッコ良かったです。
そんな感じで東京に3点揃った琳派を愉しんだ帰り、渋谷駅の構内に可愛い雷神風神が展示されていましたので終わりにその写メを載せたいと思います。
海洋堂のフィギアもトーハクで売っていて、雷神風神モチーフに立体化した別の作品として面白かったです。アキバの中古品よりも箱ついてるのに新品安かったし、気になる方はトーハクチケット売り場前のグッズショップを覗かれてみてください。