先月、中野リトルハイに深堀隆介さんの個展「金魚は上見で」を観に行った際の写真と、今日南青山Tripletにて柳生忠平さんの個展「百鬼創造」を観に行った際の写真を上げます。



金魚を立体的に描く深堀さん。レイヤーを多層的に塗る事で立体的に描いていることがわかり、現場で見ると更に面白いなと思いました。初期から現在までの作品があり、年代を経るごとにどんどんリアルになっていく様が面白かったです。最近深堀さんは古墳に嵌っているらしく、新境地を開こうとしている作品も展示していて、金魚と前方後円墳とか、面白い事やってるなぁと思いました。


柳生忠平さんの肉感的な妖怪には、どうにもこうにもモリモリした生命力を感じました。肉にwあやかしなのに肉感的というのは面白いと思いました。
Xmasの南青山に小豆島から妖怪がやってくるというのも乙ですね。もう「金魚は上見で」は会期が終了してしまっているのですが、「百鬼創造」は28日まで展示していて、26・27日には2000円で柳生さんご自身に、心を探ってもらって妖怪似顔絵を描いてもらえます。年の瀬に鬼に逢いに南青山へ散策するのも、楽しいかと◎
屏風に描かれた大きな作品はやっぱり生で観るといいですよ。お薦めです!