"好きになること"は立場を弱くする。"冷笑"が最強。それでも好きになっちゃうよなぁ

普段から思っていることで、好きになることって自分の立場を弱くするよなぁと想います。

好きなことが多い人って、否定されることが多いんじゃないかなと。興味の範囲が広い人(甲)が興味の範囲が狭い人(乙)と話すと、甲はAもBも好きだから乙を否定しないけれど、Aしか好まない乙は甲のBへの好意に共感しないというか、半ば否定するというか。

それで最初は"両方いいじゃん"なんて思っていた人も、否定されることでAに対してネガティヴな感情を持ったり、、そんなこと、ありませんか。(実は自分は結構そういうことあります)

まぁ、ちゃんとそのBの良さを論理だって話せればコンセンサスを創れるのかもしれませんが、何分感覚的な事だったり、不可抗力の立場のことだったりすると、上手くいきませんよね。(これは逆に言えば以心伝心社会の中でロジカルシンキングが鍛えられてないことの証左ともいえるかも)

また、好きになると(半ば勝手に)相手に期待を押し付けてしまうことも、あるかもしれません。
今ちょうどプレミア12で日本が韓国に負けたところですが、スポーツの贔屓のチームなんかいい例と言うか、まぁプロと言うのは期待に応えることが最低条件ですから、当たり前なのでしょうけれど、自分みたいな野球にそれほど関心のない人間も、負けたと聞くとがっかりしてしまうのは、やっぱり期待してたんだろうなぁと想います。

明石家さんまは自分に全く期待せず、出た結果を受け止めるだけ、というスタンスで収録に臨むそうです。何にも期待しないことと、その人たちを好きであることは両立できるのかもしれませんが、中々の境地ですよね。(只さんまって結構番組内で駄目だししている気も。あれは期待と言うより教育なのかもしれませんが)

他者を好きになることは、少なからず他者に身を委ねることという側面があって、個人主義の背骨が無いと、人として弱くなったりしてしまう面もあるかもしれません。

結局のところweb辺りでも最強なのは何にも好きじゃなくて、あらゆるものに冷笑的な態度をとる人達だなぁと想います。すべてを馬鹿に出来て、自分の好きなもの(弱み)を表に出さなければ、がっかりすることも、馬鹿にされることもない。まさしく最強ですw

だけど、やっぱり私は人を好きになりたいし、自分が好きなものに対する感情を顕したい。"個人は個人(ヒトはヒト)"と自立できれば、他者に期待し依存を押し付けることを無くせないまでも自覚し意識的した上で行えれば、少しは強くなれるのかなぁなんて思います。また期待される方にも潰れないくらいの期待の重石は、パフォーマンスを上げることができる燃料になるかもしれませんものね。

そして、自分自身も出来るだけ誠実に、潰れない範囲で期待をかけてくれる人に応えていけたらいいなぁ。そんなことを最近考えていました。また、好きな人がやっていることを自分がやってみれば、過剰な期待をすることもなくなるのかもしれないですしね。

ただ逆に自分が出来るからって他者もできるとは限らないから、何が他者に対しての本当にいい働きかけかは今後も試行錯誤していかなくてはならないなぁとは想いますが、自分自身に全然期待しなくなってしまった私に対しても、評価を与えてくださる方々がいる今に何か報えればいいなぁと、想い新たにやっていく所存です。
by wavesll | 2015-11-19 23:30 | 小噺 | Trackback | Comments(0)
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