【ニコニコ超会議2016】超歌舞伎 supported by NTT
GW1,2日目を盛り上げてくれたニコニコ超会議2016、私は会場にはいかなかったのですが、Twitterとかで荒吐と共にチェックしてました。
「超会議2016」VRエリアで女子大生が失禁体験 介護や医療に役立てたい(KAI-YOU)とか
その動画のお色気企画も見ちゃいましたが、
超ミジンコすくいで謎のわくわく感を体験する(ねとらぼ)とか、
ニコニコ超会議:超ドローンを使ったUFOキャッチャーをやってみた!(ハフィントンポスト)とかなかなか面白そう。
鉄骨の上で逆境無頼! カイジの鉄骨渡りをリアル体験(ねとらぼ)なんてアトラクションも。
ニコニコ超会議で日本刀鍛錬! 飛び散る火花と快音に惚れたッ(KAI-YOU)や
プロ棋士と10面差しできたりした超囲碁・将棋なんかも興味深かったです。
中でも、今回の目玉の出し物、
今昔饗宴千本桜(はなくらべせんぼんざくら) 超歌舞伎。中村獅童X初音ミクで歌舞伎と言うのは面白い。冒頭の動画、14分45秒あたりから始まるのですが、初音ミクの機械合成音がそこまで活かされていたわけではないのでまだ向上の余地はありそうでしたが、獅童演ずる白狐が
国芳の浮世絵が実写化し動いているようで見ごたえがあり、敵方の青龍もラーマーヤナの魔王ラーバナのような威容があり面白かったです。雷のライティングはどうやってやってるんだろう?ワンピース歌舞伎もそうですが、こういうので歌舞伎に興味を持つ人が増えたらいいし、こういう試みから新定番演目ができたりしたら最高ですよね!
今回、「超会議」の類似検索で「オフパコ」が出てきたり、ネット入場者が200万人も減ったりとか、ネガティヴな結果も出たりした超会議。ユーザーが創り上げるのではなく企業が造ったものを享受するような金の匂いがするイベントになったというtweetや、2chでは「文化祭に参加できなかった奴らの文化祭なのに、そこにすら格差が生まれたことに気づいて醒めたんだろう」という言葉がありました。
ただ、DIYという点はなかなかどうしようというものでもありますが、今回VRのブースが増えたことが、後者の点はある程度解消できるかも、なんて想ったり。VR装置が一般に普及し、VR配信なんて出来るようになったら現地に行けない人もアトラクションを遠隔で楽しめるようになるのでは?ニコニコ配信者の祭りに企業がブースを出すようになったという点で、
米国のSXSWみたいな展開になって行っても面白い。来年はメッセに行ってしまうかもしれませんw