柏まつりへブッダブランドをみてきました!
常磐線で日暮里から27分。つけめん富田の松戸の隣。"取手も常磐線なんだー。取手づくりのみてー!"と想うような暑さでした。
柏につくと、凄い人出!小学生くらいの女の子たちがチアダンス?してたり、男の子がサッカーボール片手にステージに出てたり、町の人が主役な地元の祭りなんだけれど、規模がでかい!神輿もばんばん何台もでてるし、道が人であふれてて、"えぇ!柏まつりって全然知らなかったけれど、こんなに凄いのか!?"と驚きました。横浜でもこんな規模の祭りはないんじゃないかな。祭りは街の潜在能力を全開放しますね。
ディスクユニオン柏店。
このお店のtweet のお蔭でブッダのことが知れ、この祭りにやってこれました。いい感じの総合ジャンル店舗でしたよ☆
西班牙の麦酒やスパークリングワイン片手に地元のHIPHOPアーティストのステージを眺めてそしていよいよBuddha Brand!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
最初にDJ MASTERKEYが出てきてプレイし、その後二人が出てきて!アンセムを連打して、そしてまたMASTERKEYが一人でプレイするライヴ!
もうね、熱が…熱狂が凄い!自分もほぼ叫んで手を掲げてました。この熱さは大学時代に行った銀杏BOYZ以来くらいのものかも!だから精確じゃないのですが、
『DON'T TEST DA MASTER』 、
『大怪我』 、そして
『人間発電所』 !!!!二人がはけた後にチルアウトに
『ブッダの休日』 のDJプレイ。DEV LARGEのバースをDJ MASTERKEYがラップするのも熱かった。挙げた以外にも何曲もやってくれて、最高としかいいようがなかったです。
柏まつりには“今、ここ”がありました。マスメディアに乗らない、しかし本当の熱狂が。地元に根付いた、"外部にみられること"を意識しない土地の人達が心から楽しむ熱がありました。祭りってこういうことだよなという感慨。それは今まさに私にとっての関心の主題でもありました。
観光客誘致とかを意識することで地域が活性化することと、その土地の人が快く生きることは必ずしも一致しないのではないか。媒体を介さず、地域が内需で回ることの幸福。そうしたドメスティックな素顔の地域をもっと知っていきたいと感じました。
『シン・ゴジラ』が知的エリート、或いはマスメディアによるメタデータの集積そのものである首都とゴジラのぶつかりを描写したのに対し、地の良さ、肉体的な良さ、誰かに価値づけされたわけでないメディアの化学調味料が降掛かってない実力のみの地元のクリエイティヴパワーが柏まつりには感ぜられました。
東京は日本人口の10%に過ぎません、『シン・ゴジラ』は"現実(日本)対虚構(ゴジラ)"というのをコピーとしていましたが、あの政治的・軍事的闘いが背負っていたのは、日本の町々に暮らす市井の人々の暮らしと命だったのだなと想うと、フィクションとノンフィクション、官と民、東京と地方の双方から、この国の底力と尊さを感じた七月最終週末でした。
cf.
『ゴジラ』、『GODZILLA』そして『シン・ゴジラ』
神宮前 素顔の渋谷区、GRAFFITTI
瑞穂埠頭 - みなとみらい
BUDDHA BRAND 「大怪我」〜「人間発電所」〜「Don't Test Da Master」 @ SOUND MUSEUM VISION (2015.06.25)
VIDEO