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関口知宏のヨーロッパ鉄道の旅にてハンガリーが為されてました。
ブダペストってドナウ河を挟んだブダとペストという街がひとつになったものだとかハンガリーの古代文字の
ロヴァーシュ文字など色々とハンガリーのことを知れて面白かったのですが、中でも鮮やかな印象を残したのがブダペストの
聖イシュトヴァーン大聖堂にハンガリー初代国王イシュトヴァーンのミイラ化した右手が祀られていたこと。この"聖イシュトヴァーンの聖なる右手"から、イシュトヴァーンはアジア系と判明。遠くウラル山脈の果てからやってきたマジャールの狼藉者の騎馬民族をキリスト教で纏めたのがイシュトヴァーンだったそうです。
このヴィジュアルに音楽を合わせるとしたら、ハンガリーらしい音楽がいいだろうと。色々検索してたらツィンバロンという伝統楽器の存在を知って。
こんな感じでグランドピアノのような弦打楽器を叩いて音を出すツィンバロム。ジャズで使うと
琴奏者八木美知依のジャズ演奏を想起させるものがあります。
さて、ツィンバロンに的を絞っていい曲がないかと探すと、民族楽器ツィンバロンが活躍する楽しいお伽噺の音楽からの組曲『ハーリ・ヤーノシュ』という曲があると。更にイシュトヴァン・ケルテスという名を関した指揮者のものがあると!今回はこれに決めました!
Istvan Kertesz/kodaiy:Harry Janos Suite
さらにさらに、3分33秒から始まるメロディーは
ぶらぶら美術・博物館のテーマ曲ではないですか!こんなシナプスが繋がる様な体験ができるとは。クラシックを聴くのはこういうのも楽しいです◎
cf.
ジョナサンでハンガリーの国宝マンガリッツァ豚食べてきた。