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Michael Naura Quintet / European Jazz Sounds 於 冬の或る日


心が乗って散髪したら髪切りすぎて寒くてw

まだXmasという気分にもならないのですがやっぱり12月なんだなぁと。

そんな冬の日に聴きたくなるのはこんな盤。

Michael Naura (piano), Peter Reinke (alto sax), Wolfgang Schluter (vibes), Wolfgang Luschert (bass), Joe Nay (drums)
旧ソ連、リトアニア出身のピアノ奏者、ミハエル・ナウラが63年に残した記念すべきファースト・アルバムであり、間違いなくナウラの最高傑作である。それと同時にドイツのジャズ・シーン革新の先駆けとしても「歴史的に重要」な作品。(mother moon music)
ミハエル・ナウラというピアニストはジャズ批評別冊「ヨーロッパのジャズ・ディスク」(1998年)によると,ロシア生まれのベルリン育ち。ベルリン大学では政治ジャーナリズム,哲学を学ぶ傍ら,ジャズのクラブ,フェスティバルで活躍したそうです。60年代に入りモード手法も取り入れ,ドイツのジャズの牽引者として活躍し,63年に本作を発表。しかしその直後に健康を害し活動停止。71年には北ドイツ放送のジャズ部門のヘッドに就任したそうです。本作以外には70年代にはECMから数枚アルバムを出している(雨の日にはJAZZを聴きながら)
とのこと。

ヴィブラフォンの弾ける音、クールに内在する暖かみ。Europian Jazzの金字塔と言われるのも得心が行く名盤。

十年前に澤野工房さんがCD化してくれて、BEAMS RECORDとかで視聴して一気に気に入って。それから何度も冬の日に噛み締めている気がします。聴き〆るとでもいうのかなw

そんな名盤も今Spotifyで聴けるんですね。凄い時代になったなぁという感じ。キビキビしてるのに温かみもあるのがとても冬に合う。クラブジャズ的魅力もある上で、クラブジャズというブームを越えた普遍性がある名盤。これから先も幾度となく聴いていく、人生の伴侶にしていけそうです。

by wavesll | 2016-12-10 20:57 | Sound Gem | Comments(0)
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