佐野圭亮 / 鉄象嵌蒔絵絵箱「生命の夜明け」
池世煕 / 某月某日に起きた事
いとうかをす / 自画像
堀川詩保子 / Dew point
島崎紗椰 / 巨獣の胃袋
平井理乃 / 廻る
岩城拓郎 / miu
上田美緒 / 儚く、美しく
上村早絵子 / coral blue
塚田 楓 / 交錯結晶体
森茉衣子 / 街
福田拓郎 / Moon Chair
遠渡李音 / それをなすもの
二見泉 / knit space
村尾拓美 / ひとつ
山田高央 / ”鱟”自走置物
村﨑謙介 / 流動
長島友治 / 有限性の前に
寺倉京古 / まほらま
大﨑風実 / 走レ
石槫祐奈 / Laye(a)rs
石井淳 / Addiction
吉野俊太郎 / 門
出口果歩 / くじゃく
出口果歩 / ゆり
今井亮介 / 受容器
野村絵梨 / 沁み込む身体
佐藤風太 / 山は流れて ・ さび
島田佳樹 / 暗闇の私
小林かおる / 思い重ねる
箕尾美佳 / テディベア
鈴木彩香 / 臨書 高野切第三種
松本美咲 / 臨書 光明皇后 楽毅論
鈴木真未 / 創作 杜少陵詩「登兗州城楼」
大橋直子 / 臨書 石門頌
田中春菜 / 臨書 傳山 行草書李商隠詩
佐々木愛理 / 西行の歌
込山誉実 / 創作 李白詩「太原早秋」
瀧澤花織 / Little armor
岩上満里奈 / Human Lights
三塚貴仁 / 砕けた石
秋吉真悠子 / 蜜のかぐはし
上田華奈 / Assemble
佐瀬梓 / 手紙
田中千晴 / 無垢の楽園
有賀幸奈 / 心の塔
島津速人 / LogisticStation
沼田裕介 / Trace
児玉慶多 / 絵画研究・絵画制作
伊東日和 / よきかな、よきかな
八木宏明 / MIDORI
久保木愁也 / 白蟻の湧いた納屋に雷が落ちて燃えている
長谷川馨香 / 北の神話
佐藤華恵 / room
新井毬子 / 闖入者
岩崎広大 / 環境について
齊藤理紗 / うつる・つらなる
三輪奈月 / Landscape
道家生真 / 内
仁志麻里恵 / 隘路
平本恵理 / 視力検査
川中瑶子 / とある街の風景
落合祥子 / 光織り
神谷渡海 / 光跡
中西智美 / repeat
石山諒 / Blood line
佐藤果林 / contrast
速水駿 / 群衆
諸橋花野 / ぞろぞろ
小泉皓 / 生のまま
新明玲奈 / 連なりの中で
鈴木祐斗 / ひそむ
三宅世梨菜 / 暁闇の葦原
和田宙土 / 瘡痕
寺尾美穂 / 天国のちょっと下
髙橋瑞稀 / 驟雨に滲む
東京藝大卒展を観に都美に行ってきました。
高水準の作品たち、立体や書、カブトガニのロボなんて作品も。抽象化された座禅像と円相の組み合わせなんて絶妙だと想いました。
中でも最後に載せた日本画科が興味深かった。今の日本画、モチーフは現代的だけど透過するようなマチエールが後期フィッシュマンズ、ライヴでの相対性理論、リユニオンはちみつぱいの音像みたいな日本の美意識を感じられてとても良かったのでした。
馳せ参じたきっかけはTwitterでみかけた髙橋瑞稀さんの告知で。アポなしで行ったのですが髙橋さんとも話をすることが出来ました。
香港のトラムの絵。けれど仰々しい文字看板は薄め、旅を過ごす中で溶け込む風景を描いていてそれが普遍的な“光景の移動”に繋がっていて。離れてみると本当に車両の中の様にみえ、傍でみると顔料の厚みを愉しめました。
東京藝大の卒展は本日の12:30で終了してしまいましたが、現在様々な美大の卒展が各所で行われており、2月23日(木)〜3月5日(日)には国立新美術館にて多摩美術大学・女子美術大学・東京造形大学・日本大学芸術学部・武蔵野美術大学の東京五美術大学連合卒業・修了制作展が行われるそうです。
美術は梅の花のように冬に咲き誇るのですね。一つ一つの絵に込められた熱や思想・工夫を想い、大いに楽しめました。