Cream Wheels Of Fire Full Album 1968
「2017年なのに『クリームの素晴らしき世界』!?おいおい
クラプトンが”多分、ギターは終わったんだろう”って言う時平線なんだぜ!?」って言われちまいそうですが、気に入ったんだから仕方ないw
Jimi Hendrix入門としての『Valleys of Neptune』の流れから1960年代末のHRのマイブームが来ていて。自分は結構時流に流される洋楽の聴き方を普段してるので、こうして何も流行りと関係ないリスニングってなんか嬉しくなったり。
メディアやレーベル、ショップが生み出す流行に乗るのも楽しいけれど、どっかそこに異分子というか、BombっとこういうRockを落すのも一興というか、Freedomで好ましい。なぁに、好きな理由付けは何とでも後付すればいいのですw
「全カタログへアクセスがフラットに行えるストリーミング時代ならではの事象」だのなんだの、いくらでも言いようがあります。でもそれよりも大事なのは”なんか良くね?”っていうこの心の動きでしょう◎
まぁ我ながらジミヘンやツェッペリンは今来てもわかるけどクリームは『何故今』感あったのですが、ロックの痛快なイナたい感じが心に馴染み、ギターが溜めがあってビブラート効かせる緩やかさが今のBPM感で響くというのはこじつけでしょうかw
さて、酒を。このAlbumに合わせたいのは燻し銀な果実味が好い全米最大のクラフトビール、
サミュエルアダムス・ボストンラガー。この渋みがヴィンテージ・ロックによくマリアージュします。
柔らかいんだけどザラザラしていて、透か透かなんだけどドカドカ鳴っている。白黒映画の世界へ飛び込むような、明らかに過去なんだけど個人の体験としては新しい領域が、真新しい名画の投射のようにそこにありました。