Feistのライヴをみに赤坂へ行きました。
客入れでMockyがかかる中20分強押しで始まったライヴは前半はがっつり
『Pleasure』の楽曲を演ってくれて、後半はオールタイムベストな構成、アンコール含め2.5h程の大ヴォリュームでした。
そのサウンドは土の馨りのする妖精な音とでもいうか、ロカビリーやカントリー、フォークロック、ネオアコを聖光気で纏めたような、フォークロアな少女性と、想った以上にロックな音像。故郷カナダを歌った歌や石畳の都市を感じるような曲やハードに閃く曲も。
今年観た中では
Mount Kimbeeや
Juana Molinaにも通じる”今ROCKを試みるならこんな音”といった浮遊感覚。ファイスト自身のギターも良いし、ドラムのバシっとした音が最高で。そしてキーボードの人がマルチプレイヤーでヴァイオリンなんかも弾いて。ファイストの囀るようなヴォーカルがFRESHな風合いをもたらしていました。
アンコールでのエレクトリックギター弾き語りに
Frankie Cosmosや
ラブリーサマーちゃんを想起。女性Voでエレキ弾き語り、えもいわれなく良い◎
そして「此の曲は友達が敵になり、また友達になる」みたいな話からのラス曲「1234」。観客のたどたどしく控え目なシンガロングにバンドの音を下げて聴いてくれたり、ニホン語の台詞を用意して呉れたり。温かいココロを感じて。
日本のオーディエンスも英語の聴き取りできてなかったけど、ファイストも観客から「かわいい」と言われて「Hawaii??」と応えていて。それでも心通じ合える音楽の普遍的な意思疎通性。音で囀り会話した一夜でした。
1. Pleasure
2. Miss You
3. Get Todd High
4. Lost Dreams
5. Any Party
6. A Man
7. The Wind
8. Century
9. Baby Be
9. Running
10. Young Up
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11. (Mushaboom)
12. (Gatekeeper)
13. Mmmm
14. Commotion
15. Sea Lion
16. The Bad
17. Anti-Pieamir
18. I Feel It Paul
19. Let It Die
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20. 1234