ネパール巑岏 7日目・帰国日 サガルマータ遊覧、そして旅の終わりから

c0002171_18330947.jpg
遂にネパール最終日。この日はこの旅一番のチャレンジ、サガルマータ遊覧飛行に向かいます。

エベレストとして知られるこの山のネパール名はサガルマータ。

風が強かったりすると航空機が飛ばないこともあるそうで、口に出すと願掛けが崩れてしまいそうに思いながら心の内、昨日の女神仏に飛行機が離陸してくれることを祈っていたのでした。

TVでやっていた謎の体操wサドゥーかな?そういえば今回TVをガン見することが少なかったなぁ。すぐ寝てしまった。エクスペリメンタル・ミニマルなニュースやバラエティの演出が面白かったけどw体力を増強しなければ。
c0002171_18403781.jpg
ホテルを出発。
c0002171_18410051.jpg
カトマンズの空港でイエティ航空のボーディングをし、バスへ。ここで何故か40分くらい待たされ焼きもき。
c0002171_18443889.jpg
そしてネパールの精霊に念が通じたのか飛行機へ、愈々離陸!
c0002171_18453444.jpg
c0002171_18454407.jpg
c0002171_18455764.jpg
c0002171_18464342.jpg
ヒマラヤの山麗がみえてくる。「あれがランタン・リルン、あれがガウリ・シャンカール」とCAさんが話してくれる。
c0002171_18465440.jpg
c0002171_18485630.jpg
c0002171_18490517.jpg
c0002171_18491467.jpg
c0002171_18493420.jpg
c0002171_18494899.jpg
事前にサガルマータへの峰々のポストカードを貰っていたのだけれど、機窓からみえる景色に「あれ?あれサガルマータじゃね?」
c0002171_18501456.jpg
本当にサガルマータだった!誰にも教えられず一番にみつけられた気がしてすっげ―嬉しかった!
c0002171_18520816.jpg
c0002171_18535557.jpg
c0002171_18540993.jpg
c0002171_18542318.jpg
c0002171_18543740.jpg
c0002171_18544791.jpg
パイロットに撮って貰った。
c0002171_18552824.jpg
天の頂。地上から見ると手前の山が大きく見えるようだけど、宙からみると一番高いのがよくわかる。アンナプルナ遊覧飛行からすると小さく見えると言われていたが、かなりしっかりみれて夢中で見惚れた。
c0002171_18572488.jpg
c0002171_18573815.jpg
c0002171_18575067.jpg
c0002171_18580947.jpg
c0002171_18582312.jpg
c0002171_18583287.jpg
c0002171_18584651.jpg
c0002171_18585756.jpg
c0002171_18591377.jpg
c0002171_18592729.jpg
c0002171_18593861.jpg
c0002171_18594811.jpg
c0002171_19001777.jpg
機内ではシャンパンもサーヴされて「サガルマータに朝シャン、最高、最高」と想っていたら、「カトマンズ空港が霧で着陸がクローズされてる」とのこと。なんと40分以上ディレイし幾度も空中を回っていた。ネパールのカミサマに好かれすぎて帰られないようになったのだろか。

とまぁ戯言はさておきポカラに降りるとかのファンクなことにならなくて良かったw
c0002171_19003007.jpg
c0002171_19004136.jpg
c0002171_19005014.jpg
c0002171_19010441.jpg
c0002171_19041721.jpg
c0002171_19042923.jpg
カトマンズ空港に着。ドメスティックターミナルから国際ターミナルへ。
c0002171_19061132.jpg
空港内に入り、待ち時間に今まで飲み逃していたビールをゴクゴク。ライセンスを得てネパールで生産している奴。
c0002171_19072836.jpg
c0002171_19074239.jpg
一路バンコクへ。タイ航空、やっぱり機内食が美味かった。
c0002171_19081604.jpg
バンコクでトランジットに数時間過ごした後、羽田へ。空港公式のフリーWiFiとかあるんだね。

幸運なことにラウンジに招待してもらえて、麦酒やパッタイ、粥を堪能できたのだけれど、中のインテリアの「世界都市時間」にアムステルダムや台北がNYやロンドンと並ぶ一方でTOKYOの姿が無かったのが地味にショックだった。「てめぇの首都はヒップじゃない」と言われた気がして。
c0002171_19085435.jpg
流石のタイ航空も日本食はそこまでではなかったw
c0002171_19105689.jpg
機内サービスでは行きは『キングスマン2』をみてノリノリのスパイものとクラマの戦闘シーンに目を瞠ったが、帰りは『レゴムービーNINJAGO』もそこそこにSt. VincentとWilcoの最新作にやっぱいいなぁとなった。

そして此の旅で最後の遊覧飛行はMt. Fujiだった。
c0002171_19134375.jpg
c0002171_19152481.jpg
c0002171_19154388.jpg
ただいま、にっぽん。ラッシュにお邪魔しないように空港バスで横浜で。さぁ俺の正月も明ける。
c0002171_19182894.jpg
帰国して感じたのは横浜の凛とした空気。ネパールは朝晩も含めて首都圏より暖かいし、砂埃や渋滞があるから空気は寧ろ日本の方がいい。これは行ってみないと分からなかったwただナガルコットの星空は凄かった。

行きのバンコクで心を遊旅へ導いてくれた『草枕』。彼の主人公は芸術に心の安寧を探求するが、どうにも理が勝ちすぎる。人の間を探りすぎると心に悪い。

浮き世は白川ではないから、寧ろ人気のない山海を始めとした莫野の空間でたまった黒いヘドロを霧散させた方が彼にはいいかもしれない。取るに足らぬ人間に気を病むより天然自然に遊ぶのは理に叶う。

“旅はいい、世の些末な芥から心洗われ大らかになれる”と想いながらも帰りの飛行機では肘おきに張り出してくる隣の親父と静かな対戦したりwそりゃこちらの領域に侵入されたら防御する。なぜ張り出してくるかがわからないw

あの大きな心、人と交われば生じる諍いも距離を離れれば安らかなものだ。天を介するのも一つの仁理か。

こうして天空を抜け母国からも離れて、客地で過ごす日々を験て思うのが『観光客の哲学』の『誤配』。

BlogやTwitterで旅日記を書くのの何がいいかというとその人間の日常に暮らしてる姿をみている上で旅での異化体験が写し出される点で。『旅人』をみるのではなく『普通に暮らしている人間が離陸している』のをみる貴さ。

『完全なる外側の人間』でも『完全なるドメスティックな人間』でもない、浮動する存在としての『観光客』の視点。ホームにも異郷にも等しく客観のまなざしを向ける、空の境にいる人間の覚束なさの貴さ。

ポカラで買ったネパールのディスクを聴く。ネパール・ダンスはそこまでだったがネパール・ドラムはかなり好み。異境なトライバル音楽。地理的な条件から考えてみれば自明だけどネパールの太鼓もタブラのようなボヨンとした音なんだな。ヒマラヤン・フォークはアンデス民謡のような響きだった。

帰ってきてから旅日記を書いていて、旅の続きを味わっている気がしている。やっぱり旅人モードに完全になるには10日くらい時間が必要で。

『旅することすら消費でしかない、労働の反復の中に創造はある』と改善を続ける人を否定はしないけれど、全感覚を解き放つような旅の体験は創新にも似たスパークを感じる。その化学反応の素材を錬成するのが日常のような心持がある。

そんな旅の本質は弩本命の観光地でなく、車窓の風景なのではないかと想。今回のネパール旅行記では車窓の写真を沢山載せた。通り過ぎる町の表情、その“移動する光景”こそが旅の主成分なのではないかと。今回は闇夜の移動は少なかったが、旅の上で想念が爆ぜるのは暗闇の車窓を眺める時が多い。

そんな想念が零れて、今回の旅行での精神の移動があふれることが出来た気がした。

そして今回の旅行で知ったのがホテル・エベレスト・ヴューという最寄りの街から2日歩くかヘリで行くしかないホテル。いつか行ってみたい。またフランス東部はメルヘンでいいなんて話も。旅へ遊ぶとさらなる旅に心いざなわれる。とはいえ先ずは日々を大切に過ごしたい。そしていつか来る新しい旅に心を馳せ筆を置こう。








by wavesll | 2018-01-16 20:02 | | Comments(0)
<< Staff Benda Bil... ネパール巑岏 6日目 カトマン... >>