金沢健一 造形家が彫る音波の錬金

art Lover 芸術愛好家

Brian Labycz, Kenichi Kanazawa, Hiroyuki Ura at Nanahari


昨日ストリーミングされた東京都庭園美術館でのDOMMUNE「EXTREAM QUIET VILLAGE」の鳳を飾った金沢健一さんのパフォーマンスが鮮烈で。

金沢健一さんは現職は多摩美術大学非常勤講師、東北芸術工科大学非常勤講師、日本大学芸術学部非常勤講師で、主に鉄を素材にした幾何学的な作品を制作している。国立国際美術館、東京都現代美術館、板橋区立美術館など、美術館に作品を多数収蔵。87年より、鉄という素材と、その形、音をテーマにした作品『音のかけら』を制作。視覚、聴覚、触覚に関わる作品として発表しながら、様々なジャンルのアーティストとのコラボレーションや、人の身体性を追求するワークショップも精力的に行っている方。

この日のパフォーマンスでも鉄をスーパーボールの付いた撥で撫で、電子のような音を鳴らしながら鉄の上に撒かれた粉が幾何学な文様に収斂していくのが演ぜられていました。

物理の実験のようなインスタレーションでありエレクトロニカルな音像でありながら表現方式は究めてアコースティックというのが面白くて。現代における錬金術師を思わせるような、思索に富むArt Performanceでした。

by wavesll | 2018-01-21 22:10 | Sound Gem | Trackback | Comments(0)
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