林英哲『風の使者』 国際に共鳴する”日の本”のNew Age Music

Eitetsu Hayashi - Messenger Of The Wind (1983) † [full album]

素晴らしいゲームが続くピョンチャン五輪、スポーツ中継っていつまででも見てられますね。コア・アンビエントとでもいうか。今リュージュをみているのですが、昼間のE.メドベージェワの氷上の舞が本当に素晴らしくて。

フィギュアというと音楽ともリンクして。結構題名のない音楽会なんかでもフィギュアスケートの音楽って取り上げられて。”ほう”と想わされるのはクラシカルな中に日本の伝統楽器なんかが組み込まれている楽曲がフィギュアで使われるものには多いこと。

国際的な競技の場でパフォーマンスを魅せるのにあたって自らのアイデンティティを打ち出すことは非常に有効な武器で。民族楽器によるオリジナリティは音として日本人の私には身体に馴染む感じと実験的な感じが同居して好ましくて。

器楽、特にジャズの文脈でも東洋、そして日本を強く打ち出すことで世界に羽ばたいて行ったミュージシャンがいます。鬼太鼓座鼓童、そしてソロのキャリアで知られる林英哲さんもその一人。

この83年の『風の使者』は和太鼓に止まらず、ニューエイジな音像にも通じる80sな柔らかくて透明な音で、グローバルに共鳴する普遍性を持った名盤。その繊細かつ大胆な音づくりが格好いい。

今朝紹介したMariah - うたかたの日々も83年の作品。何となく80年代の音楽ってバブリーな過剰な明度を今まで感じていたのですが、"Altarnative 80s"とでもいうような彩度の円盤群が存在するとしたら是非とも聴き込んでいきたいと思わされるMasterpieceでした。

by wavesll | 2018-02-11 23:08 | Sound Gem | Comments(0)
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