
VACANTにて
"FOUNDLAND"というライヴ・イヴェントをみてきました。
一組目はmarucoporoporo, この会を知ったのも、Sonar Musicでくるりの岸田がmarucoporoporoを紹介しているのを知って調べたからで、お目当てのアクトでした。
このライヴではギター弾き語りで、赤ワインに酔いながら聴いた音像は荒原を吹き渡る風の聲、ギターを横にして弾いた闇と光の聲。大いなる自然から発せられるような、ラージ・スケールな音楽を聴かせてくれました。
角銅真実 石若駿 西田修大 ▶︎ October.20
本日はソロ。最初はふわぱしっとグロッケンを叩いて、そこにラジオ音源?を入れるエクスペリメンタルな出だし。中盤からヴォーカルとウクレレ、シンセが入り、自由さと神秘さが遊ぶ唄と演奏が良かった。たった30分でしたが世界観に惹き込まれました。
3組目は台湾から来た室内楽コレクティヴ、Ciada
Cicada – 等待再一次躍出水面 Dolphins Leap 《不在的你們都去了哪裡》White Forest
そして弦楽器の音の気持ちよさ。ヴァイオリンの音が素晴らしく、ギターも印象的で。鍵盤もコントラバスもビオラも素敵でした。好いアンサンブルのツヤでした。
そして愈々鳳、Gutevolk.
Gutevolk - Antenna
『グーテフォルクは水の中』や『グーテフォルクと流星群』を大学時代聴いてエレクトロニカ・ポップの世界に目覚めさせ浸らせてくれた彼女、”まさかここでみれるとは…!”と嬉しく想っていました。
幻想的な楽曲群の綺麗さと、トンガリきさくなご婦人なMCとのギャップに軽く驚きつつも最初と最後に演奏された"Picnic"等のライヴを楽しみました。「私の好きな楽曲で」と言っていた曲、自分も好きだったなぁ。シンセの一人はex森は生きているの谷口君でした。
EN一曲目のカラオケでの「Antenna」がファンタスティックで、あの頃の甘酸っぱい想いが湧きあがりました。
これでも200分を越えるイベントでしたが、もっともっと一人一人の世界観を聴いていたいと想わせる良メンツのイヴェントでした。