髙橋瑞稀 ≪渇いた水≫at第44回東京春季創画展 ナミブ砂漠の「奇想天外」という植物が顕す精神の貌

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西武池袋本店で開かれた第44回東京春季創画展を先日観に行きました。中でも最も良いと思ったのが昨年の藝祭でも≪夢の残滓≫という美事な作品を描いた髙橋瑞稀さんの≪渇いた水≫。

あふれる水が時に萎びた葉になり、花になり、渇いていく。エナジーが動的に絡んで。これはナミブ砂漠の奇想天外という生きた化石とも呼ばれる植物に流れる水をモチーフに描いたものだそう。

そのありさまを通して人間の意識が描かれたという本作品、ニューロネットワークが線と点ではなく脳という肉体としての立体的に精神が平面に現れている気がして、その動的な様が焼き付いたアウラが良かったです。日本画の物質性から精神性が伝わって。絵の前で立ち止まる人も多い印象でした。

髙橋さんは来月青山サイトで開かれる悪の建築展 第4章:前衛にも参加されるそう。実物の迫力は格別ですから、また楽しみです◎

by wavesll | 2018-04-27 20:38 | Sound Gem | Comments(0)
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