建築と日本展 その遺伝子のもたらすものを森美でみてきました。
物凄い盛況。確かに建築の展覧会で私が見たなかでは一番面白かったかも。その要因は模型が魅力的だったのも大きくて。木のチカラ。渋谷の空中都市計画とか日本の建築(/計画)はぶっ飛んでる。
先日言葉の仮想性について書いたけれども、自然・環境・空間の中で思想藝術を実装するArt作品としての建築の魅力を堪能できました。
建築の展覧会は未だに慣れないことが多くて、”ほええ”といいながらさらっと眺めるだけでも相当に密度の高い展示に湯あたりして。未だ受容体と言うか、掘るためのスコップを研いでいる状態。この記事では後へのメモとして、百点の展示品の建築を、その公式ページ等が存在するものはLinkを貼っておけたらなと想います。
≪パワー・オブ・スケール≫ 齋藤誠一+ライゾマティクス・アーキテクチャー

木・水・石。NATURALの内側からの力をしなやかに開放する日本建築がとても好きになりました。
建物を建てるという事は、本当に細やかな心づかいの上に成り立つことで、と同時にマクロとして空間を造ることも求められて。
相対性理論と量子力学を統合するような、宇宙物理学者のような、理論と実験の究みをみたような感銘を受ける展覧会でした。17日まで。