松の内はおせちもそうですが、親睦を深めるパーティーメニューが振る舞われる時期。そんな中で”これ手頃で美味いじゃん”とレパートリーに入れたのがこのいぶりがっこのクリームチーズ(Kiri)乗せ。
Kiriにしょっぱいものを足すと至高の上手さになって、
Kiriの海苔巻きなんかもかなり好きなのですが、いぶりがっことの組み合わせは”これで俺もリッツパーティー開けるぞ”と勘違いしそうなくらい手軽に美味いw
こういう前菜的、酒のつまみ的なものってある意味メインディッシュよりわくわくさせられます◎これに合わせたいのはちょっと感性を刺激する様な幻な空気感のある音楽。白羽の矢を立てたのはアレハンドロ・フラノフでした。
一時期「アルゼンチン音響派」なんて言葉があって、今では本当に南米音楽を追いかけている人からはコマーシャルの為の人為的なくくりだ、なんて声もよく聞くところなのですが、このムーヴメントでフェルナンド・カブサッキやフアナ・モリーナ、モノ・フォンタナなんかと共に名が知られたのがAlejandro。
シタール、ムビラ、アルパで奏でられるその幽玄な響きは捉えどころがありそうですりぬけていく、なんとも知覚が刺激される音。こういう音は前菜を食べる時にうってつけだと思います。これ聴きながらいぶりがっこが進む進む、白ワインが欲しくなるw
何しろ音の快感が非常に重要なので、Youtubeだと音質がどうにも酷いので、もし良ければ是非CDを入手されることをお薦めします。
この企画ももう何年目だろ?来年あたりはおせちに合う音楽なんて企画をやってもいいかもですね★