AIは人間と遜色なく歌もつくれるし絵も描ける。人間とAI、そのクリエイティヴな活動に違いはあるのか。
徳井「人工知能に対してどのような感覚をお持ちですか」 藤田和日郎「ろくなことを考えない。マンガの世界ではAIは敵。発想がテーマだと今度は俺たちの仕事を脅かす、やっぱりワルい奴」 徳井「先生からしたら『ヒーローもの』『コメディタッチ』なんて入力でちょちょっと描かれたりしたら…」 藤田「何w!?冗談じゃないですよ。漫画界を代表するつもりではないですけれどみんな気にしてますから。」 「悪いヤツ」AIは敵か?味方か? 徳井「最近漫画を画くところでもデジタルなものが浸透してきているじゃないですか。先生はどうですか?」 藤田「うちは完全にアナログ。デジタルの入る余地が全くないので。全部手作業でやってますから。」 徳井「それって今時珍しくないですか?」 藤田「半々、もしくはまだまだいるような気がするんですけどね。アナログといっても人間などを手書きで書いてそれをコンピューターで取り込んでそれに集中線や擬音語をデジタルで乗っけて処理をするとか、半アナログ半デジタルをしてる人が増えてきているというか。完全にコンピューターの中で完成原稿に持っていくのが完全デジタルですね。それのどれでもない。全部定規で引っ張ってインク付けて絵を描いているという」 徳井「昔ながらの」 藤田「昔ながらのというとちょっとカッときますけどw」 藤田さんのアナログに徹した絵作り拝見させていただきました。大まかな画の配置を決めていきなりペン入れ、細かな下書きはしません。さらに取り出したのはなんとホワイトの修正液。インクで書いた線を消しては書きを繰り返す。修正液の凸凹の線まで表現に高める唯一無二の作品。 やはり「芸術は爆発」か? 米辻泰山(エンジニア)「PaintsChainerというサービスをつくっておりまして。色を塗るPaintsにChainerというフレームワークを使ったので名前を付けたのですけれども」 徳井「AIが色をつけるとなると完全に先生の領域に踏み込んで来ましたね」 藤田「もう本当に覚悟しています。俺たちの職業が脅かされるかどうかの瀬戸際ですからね」 米辻「これがホームページの画面になっていて、お手本の画が入っていて自動で着色処理ができるようになっていて着色結果が出ている。」 徳井「これはAIが着色しているんですか」 米辻「そうですね。自動で出てくるような形になっています。」 米辻さんが開発したPaintsChainer、線画イラストをAIが自動着色。60万枚もの絵を学習させた結果、様々なテイストの着色が可能に。 徳井「プロから見てこの色合いと言うか色付けは」 藤田「きれいだと思いますよ。ピンク色とか肌色を基本にあんまり突拍子のない感じでなくて落ち着いてまとめた、下地に薄いピンクが入っているのかな。まとまりのいい絵柄だと思います。AIで着色されたんですよね。違いがわからない感じはありますね。」 徳井「これは女の子で着物を着ていて髪飾りがあると認識しないと色を付けられないですよね。」 米辻「何かしら飾りがついてるとか認識していると思います」 徳井「男の子か女の子かもわかるんですか」 米辻「画像の認識の方で男の子か女の子かタグ(データの構造を識別するための目印)をつくれば認識できると想いますけどこれはタグは使っていないので、この中で認識してるかはわからないですけど、そういう認識ができるくらいの情報を学習していてもおかしくないかなと。」 人間とAI 認識の仕方が違えば発想の方法も異なる? 米辻「藤田先生から頂いた絵も顔の部分がこういう風になって、これあまり色がついてないなぁと想ったらヒントを与えることが出来るので」 藤田「ヒント」 米辻「ここに赤を入れると着色処理が生じて赤くなる。少しおどろおどろしい雰囲気だなと思ったら空色を入れれば空に成る」 徳井「誘導してあげる」 米辻「そうですね」 藤田「疑問に思うのはあなたが命令するんですか。それとも一番最初はAIで?」 米辻「一番最初に出たのは基本的にはノーヒントで。こちらの場合はヒント付き自動着色である部分にはこういう色だよということで他の部分を推測する。」 いかがですか藤田さん。藤田さんの画も私たちAIにかかればこんなに色んなヴァージョンを簡単に色づけられるんですよ。 藤田「自動着色装置で一番ベストな形は持ってきてます?これって途中のような気がするんですけれど。これが付けたやつですか?」 米辻「そうですね。基本的には色んな色を付けて選べるという感じで」 藤田「なんか過渡期のような感じがする。これから色が塗られていって完成すると言うか。もうちょっと能力高めてちょうだいよと。自分が思い切りやったやつをみせてよと。これじゃアンフェアだよなんて感じでいいたいような気がするんですけど。一番ベストな状態の方がいいですよね。」 米辻「一番ベストというと難しい」 藤田「この番組でレンブラントっぽい肖像画を描くみたいなプログラムをみているので…」 2016年に発表された17世紀の画家レンブラントの「新作」。実はこれ私たちAIが生み出しました。AIはレンブラントの全346作品をピクセル単位で分析。どの場所にどの色が配置されているか、それが別の場所の何色と一緒に出てくるか。画家独特の描き方のクセ、パターンを学習しました。ここで活躍したのがディープラーニング。 藤田「色んな塗り方がきっとこの中に入っているのかと思ったんですよ。」 松尾「選ぶ人の力になっちゃいますね。」 ここで藤田さんの一枚がを着色 藤田「漫画は線なので、線が出るとぐっと色原稿っぽくなりますね。何俺はアドバイスしてるんだw」 徳井「AI育てる側になってますよ。」 藤田「俺は敵のテイで来てますからね。俺の仕事を奪うなというテイで。わっこれはかっこいいな。一個欲しいなコレ。うすら寒い画面が伝わってきますよね。凄いや。」 徳井「先生が着色されたものはやっぱり凄いですね」 藤田「目的があるわけですよね、マンガってね。1ページ1ページに目的があってこれは不気味な感じで手前の毬を突いている女の子が幻のような感じで最後の「ボウ」で闇に融けていったという感じを出したく色を付けているものですから。おそらくそちらも不気味なものはあると思うのですけれども、目的があって色を付けているかどうかの違いかもしれません。でもいい線いってましたよ」 意図をもって不気味に描いたのか、意図はなく結果的に不気味になったのか。出来上がったものは似ていても発想という視点で見ると大きな隔たりがあるのかも。 人間の皆さん、こんな光景に出逢ったらどんな感じがしますか?怖い?気持ち悪い?不気味ですか?ところで不気味ってなんですか? 藤田「最終的な判断は、これをみて『もっと不気味に、もっと色味を』というのは人間なんですね。」 米辻「人間が選択する。選択に意思が反映されていれば、色んな候補を出すのは、人間でも『あーいうかんじこういう感じ』と上がってきたやつをみて出てきたやつを選ぶことはある。自動で出てきたものを使ってもらって、こういう感じにしてからここだけ修正しようかとか、この雰囲気もいいけどこっちもいいよね、これとこれのここのいい部分取ってこれ使おうか。」 藤田「それって漫画家と編集者みたいな感じで。自分が聴きたかったのはそれなんですよ。『仕事をとられるのか』とか冗談で言ってましたけど、最終的に我々一般の人間が聴きたいのは『人間がかむ隙間があるのか』。AIがはいコレはいコレと出すのを受け止めるだけなのかどうかが不安で。そういう風なことをお聞きしたかったので。」 私たちAIが画いた肖像画。別に何かを目指したわけではないのです。ところが人間の皆さんはこれに4800万円という値段をつけてくれましたよ。一体どうやって私たちAIは絵が上達するのか。松尾先生に解説してもらいましょう。 松尾 「今日お見せしたやつはGAN(Generative Adversarial Network:敵対的ネットワーク)ってやつで。作るヒトと見破る人が戦っている状態のプログラム。これを繰り返すと本物そっくりで見分けがつかないものができるもの。 ここにコンディションというヒントを入れる。こういうのをconditional GAN(条件付きGAN)という。一般的なGANでは初めから本物に似たものが生成できるとは限らない。例えばネコの画像を生成することを目指していてもジェネレーターが最初に作るのはネコに似たイヌかもしれない。そこでコンディショナルGANはあらかじめ厳しい条件を課しネコらしいものだけに絞り込む。GANよりもさらに効率的な方法。 米辻さんがやられたのはこれよりももっともっと進んだ奴でして。 米辻 「線画と着色結果のGANをやりたいのだけれどそういうセットはなかなかないので、絵から線画を抽出し、これを入力してAIに着色させる。この着色結果をオリジナルに近づくよう繰り返し学習をさせる。さらに例えばネコの画に着色させる場合「耳は茶色」とかの条件をつける。正解のデータを混ぜる。そうするとネットワークはここはこの色にすれば点数が上がるというのを学習する。」 AIも「秀才」のように点数をあげることが好き? 松尾 「さっき徳井さんが質問していた男か女か分かっているのかというのは、恐らく認識しているはずだと。それによって書き方を変えているはずだろうと。だけど本当にそうかはちょっとわからない。」 藤田 「漫画というのは男か女かを区別する記号がありますよね、まつ毛があったりとか。そういうのを入れて判断するってことですよね」 松尾 「結局色んなイラストがあって色んな絵の付き方があって、絵の付き方を真似しているうちに、まつ毛とか色んなものに注目して色を付けた方が本物と見分けがつかなくなるので、そういう風な学習が行われているということ」 藤田「AIの中で学習が行われている、これは困ったことですよ。漫画家としてはすごい」 徳井「だからそのAIが男・女と認識しているかは分からないけれども、こういう造形は女っぽい色合いの服を着るであろうという判断」 米辻「色と相関性の高いというのは色を正解としているので学習が進みやすい。白黒の映像も着色できる。」 では「不気味」のように感情と色との相関性をAIは学べるのか? 米辻「データがたくさんあれば学習できる。「楽しそうな画像」がたくさんあれば「楽しそうな色」がサンプルとして10万100万ある。「不気味そうな画」がたくさんある。そうするとその違いを学習できる。僕の物は不気味かどうかを判断できるデータはそんなに入ってないかと。」 藤田「判断できるかはデータの数ですか。努力しろということですね。人間の漫画家もね」 人間にとっての「経験」=AIにとっては「データの蓄積」? 徳井「先生や僕らが想う『この風景は不気味っぽいから不気味な色を付けよう』という色の付け方ではまだないということ」 米辻「論理的な話は認識してない。人間がぱっと見で”これはこうかな”くらいの反射的なもの」 徳井「今は僕らも情感があって不気味っぽいよねと色を付ける、AIはそうでない。けれど結果としては同じものに近くなっていくというのが進んで行くんですか?」 米辻「データが増えれば学習法も増えていっています」 徳井「これが進めばAIも人間と同じような「感情」で色を付けるようになる?」 松尾「ストーリーが最初にあって”この絵はこういう風に画こう”となる思考はAIにはなく、そこを考えるのは無理ですし、そこから設定して細部をこうしようというのを自動でやるのは無理なんですよね。なのであくまでも出来るのは”こういう絵だったらこれっぽいよね”と候補を出すこと。その中で一番よさそうなものを作家の方に選んでもらうというのが今のところ出来る現界。」 徳井「当分は藤田先生の仕事は奪われなくても藤田先生のアシスタントの仕事は奪われる可能性はある?」 藤田「自分はひととワイワイ喋りながら仕事しないとペン入れができないんです。そういうことはAIにはできないということになってくる。」 ムクチキンシ。私たちAIにとってデータの蓄積が大切なように人間のみなさんも様々な意見のキャッチボールで観方を修正。試行→反応→修正…試行錯誤の連続で発想を組み立てるんですね。 私たちAIは人間がどうやって発想するのか学習中です。ネットで公開されている絵を描くゲーム。与えられたテーマで人間のみなさんがどう絵を描くか情報収集。AIはカタチだけでなく書き順も分析。人間の皆さんが対象物のどこに「そのものらしさ」を認識しているのか画き方を通して学ぶのです。 どの部分に注目して描くかに人間の「発想」は宿る? 松尾 「AIホラーといいまして、学校のトイレに幽霊が出るような話と基本一緒。科学的に問い詰めていくと何で学校のトイレに幽霊が出るのというとあんまり理由ないよねということになるのだけれども、なんとなくそういう気がするじゃないですか。気がするので怖いのでそういうコンテンツになる。 AIも科学的に問い詰めていくとこれってデータから学習しているからそれ以上のことは出来ない。作っている側からするとAIの限界を凄く感じていて、そんなみんながいうようなことが出来たら苦労しないよという。全然つくれない。だけどやっぱりそういうイメージがあるからそういう映画が出来たりして人々の認知がそういう風になっているという」 AI=お化け? 米辻「僕らも何ができて何ができないって結構わかんないところがあって、これはできないだろうと思っていたことが3,4ヶ月後に論文で出たりして”え~それもう出来るの!?”となったりします」 藤田「科学者もそういうので驚いたりするんですか?」 米辻「特にディープラーニング業界は最近修羅場みたいな感じになっているので、一か月に何本論文が投稿されるのかという世界になっているので、発表しようと思っていたことがもう発表されてしまってたりすると、”もう卒業できないじゃん”となったり」 藤田「悔しかったり、感情が動くわけですね」 米辻「やーそれは悔しいですよ」 藤田「まさに人間。人間ってナンだ」 (波打ち際の夏の海の画像)みなさんはこの光景からどんな音が聞こえてきますか? (草を食む馬の画像)これは? 一枚の写真から発想する音。私たちAIにはなかなか難しいことなんです。 徳井直生(アーティスト/AI研究者)「人間って何か写真だったり画を見たときにそこで鳴っている音。周りの音を想像できるじゃないですか。それと同じことをAIにやらせようという。風景の写真が出てきて音が鳴るのですが、此処で鳴っている音がここで録った音ではなくてAIが解析してこの風景にぴったりくるであろう音をたくさんある音の中からピックアップしているものになります。」 徳井(芸人)「音というのは何パターンかを持ってるやつなのですか?」 徳井直生「そうですね5万パターンくらいのファイルを集めてあらかじめ解析しておいて画像の特徴に合うような音を引っ張ってくる。」 松尾「音の方は合成しているのではなく検索している感じ」 徳井直生「そうです。大量にあるものから一番適切なものをあわせて。」 徳井(芸人)「この建物はどういう建物かなどを認識して出しているのですか?」 徳井直生「モデルの中にそういう情報が含まれていると思うんですけど学習したディープラーニングの中に。例えばこの画像は天上が高かったりするんですけれどそうすると反響音が強いものが返ってきたりして学習されてるんだなぁと」 徳井(芸人)「なんでこういうものをつくっているのですか?」 徳井直生「何かを見て想像する、イマジネーションというのは人間だれしも何気なく持っていることじゃないですか。それをこういう風にシステム化することである種客観的に観察できるような気がしていて。なぜ人間はこんな風に想像するのだろうということを、鏡みたいなものですよね。自分がどんな風に考えているのかな想像しているのかなというのをシステム化することでより深く考えることが出来るんじゃないかなと思ってやっています。」 システム化することで「発想する」過程を再発見できる!? 藤田「サポート的な楽しみみたいな感じなのでしょうかね。想いだす記憶の助けになったりするかもしれない。」 松尾「人間って画像だけじゃなくて音とか触覚とかいろんなものを同時に複合的に感じてそれで理解しているわけなので、画像だけでも音が響いてきたり、逆に音から画像を想像したり、色んなことが出来る。そういうマルチモーダルというかそういう概念を学習していくという。」 発想とは複数の感覚の組み合わせ? 人間のみなさんはマンガの擬音語や擬態語からも豊かにイメージが拡がるんですよね。その仕組みが解明出来たら私たちAIも発想できるようになるのかもしれません。 AIが人間が描いた絵を綺麗に整えてくれるネットのサービス。 でもちょっと待って、元の画の方が個性があったんじゃないですか? 個性ってなんですか? 徳井「自分がゼロから創造してつくっていると思っているけど実は過去の記憶とか色んなものの中から選択したものを出してるだけなのかもしれないけれどそれを勘違いで創造だと思っているにしてもその『創造』だと思うことが大事なんじゃないか。 これがオリジナルだと思うことで出来た作品に対する満足感があるじゃないですか。そこが大事だなぁと想うのですけれども、こういうAIに色付けにしたって”こういうパターンがあるよ”とすることが多くなっていくとそこの満足感て薄れるのかなぁとかちょっと想ったりするのですけれども。」 松尾 「多分レファレンスポイント(基準 目安)をどこに置くかという。要するに何と比べて話をするのかということで。人間と比べるとそこは意志の差だとか思いだとかそういうところが効いてくるわけです。 ところが人間とAIを比べると”人間はこういう風に学習してますよねこれは従来のコンピューターじゃ絶対できなかったことなんだけれどもディープラーニングで一部出来る様になってきたこと”なんだけれどもそこの所に焦点が当たるわけですよね。 今まで何を比べるのかの対象が人間しかなかったんですけれども、今度AIというのが人間を比べる対象になることによって、より人間の凄さだったり欠点だったり色んな所が明らかになってくる。」 藤田「凄い面白い。今の説明でAIと人間が違うのはきっとAIはプログラミングされてその目的に沿った一番統計的な物語を作るのかもしれないけれど、あんまり作家と言うか作り手としてはその意味を多く持たないというかなぜなら人間全員がそうだからその中でしのぎを削る際には我々は『自分が作った、自分がこのお話に愛情がある』という目に見えないものを信じている部分こそが一つの作品を作るものだ。 っていうのはもう長年…オカルティックなことは言いたくないんですけれども、なんかねそういうものなんですわ作品というのは。我々の精神を通ってでてきたものが作品だから、そこに強烈な意志がないと負けちゃうんですよね」 徳井「人間ってナンだというところでいうと今藤田先生が熱く、いや漫画家としての考えっていう心意気というかプライドというか信念みたいなものを語られたというのはここってAIにとっては”なんでそう…”なのかは理解できないものなので目的が違うじゃないですか。やっぱり藤田先生が藤田先生という一人の人間の人生を生きてらっしゃって漫画家という人生を歩んでらっしゃるからっていうところであって」 藤田「現実は現実のものと受け止めますよ。先ほどからの話はすごくおもしろかったですから。だから”所詮あんまり威張るなよ”って言われた気がするんですよね、AIの側から。”お前ら人間、何が1から創造するだ”と。AIにみせてマンガかくことは自信ないです」 強烈な意志、精神、オカルティック…どれも藤田先生の言葉です。AIには未だ実装されていません。 マンガ家という人生、プライド、心意気。こちらは徳井さんの言葉。私たちAIもそれらを手に入れたとき、今より一歩進んだ創作活動を行えるようになるのでしょうか。 知性が命を手に入れる時こそ発想に血が通い始める時。人間ってナンだ? 今回は藤田先生爆発の回でしたね。まさに人間の魂の発露と言うか、凄かった。 議論としては最後の『自分にとってオリジナルな創造と想えるか』という観点が面白かったというか。おそらくそれは他人のレールでなく自分の意志がどこまで介在しているかによるのだと思います。旅行にしてもパックツアーは個人旅行より合理的だけどそれだけじゃなんか味気ない感覚があって、自分の場合はパック旅行でも音探しとか自分なりのゲームを入れたりして。0-100でなくその間でどこまで自分の満足感を出せるか、だなぁと。 現状、着色にしても画像に音を付けるにしてもジェネリックというか廉価versionだなという感じですが、ここら辺でシンギュラリティが起きたら、また創造活動において人間とAIの関係性が変わってきそうだなと感じました。
by wavesll
| 2019-03-14 22:09
| 小ネタ
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