日本時間でこの土曜から月曜までYoutubeで配信されたCoachella Festival。特に土日なんかは家から一歩も出ないでがっつりみてました。リピートや巻き戻し含めたら3日で24h近くみたかも。
そこで良かったアーティスト達を1行感想とかで書いていけたらと思います。
Childish Gambino
Weekend1全体のベストアクトを選ぶとしたら初日のトリのチャイルディッシュ・ガンビーノ。ファンタスティックでした。「This is America」がピークでなく、中盤そして終盤のエレクトロニック・ファンクのプラズマ状態が閾値を越えてました。
「ここは俺の教会だ」と言っていましたが、ゴスペル的な要素は勿論あるけどあくまで人の熱の凄味というか、FUNKのアップデート、2019年FORMに感じて。これ、生で体験したら昇天モノだろうなと。カメラワークや演出も凝っていて、昨年のビヨンセのライヴのようにNETFLIXで配信されるかも。
JPEGMAFIA
そんな初日の朝から沸かしてくれたのがJPEGMAFIAの咆哮。ROCKが担っていた暴力性は完全にHIPHOPに喰われたなと思わされるようなシャウトでした。
Mon Lafarte
Sabrina Claudio
アーティスト達の中でも特に美女だったのが初日のMon Lafarteと2日目のSabrina Claudio。Mon Lafarteの方はラテン美女が歌う昭和歌謡、Sabrina Claudioの方もムードあってFuji Rockが楽しみになるActでした。
Anderson Paak & Free Nationals
そんなFujirockで去年みたAnderson Paak、こりゃ今年のコーチェラは配信だけどあの時の生を越えたんじゃないかってくらい出現時から飛ばしてたライヴでした。どんどん進化してるなー。リアルタイムに追いかけられる喜びがありますね。
Polo & Pan
めっけものだったのがPolo & Pan。 パリの人気クラブ「Le Baron(ル・バロン)」でDJを勤めていた、Alexandre GrynszpanとPaul Armand-Delilleのユニット。この洒落た雰囲気、エスプリが聴いていてとても素敵に聴こえました。
BlackPink
韓国からのアイドルグループの襲来。なんだかんでエロくて攻撃的でそこそこ面白かった。Weekend2では本邦のPerfumeも配信やるらしいのでそれも楽しみです。
Khruangbing
The1975
序盤は”それほどではないかな”と想っていたのですが中盤以降にぐんぐんパフォーマンスが刺さってきて。スタジアム・クラスのバンドになったんだなぁと。サマソニでのライヴもこれは期待値上がりますね。
Charlotte Gainsbourg
フランス語でポストロックをやっていてすっごく新鮮な響きでした。Polo & Panに続きフランス音楽いいですね。
Jambinai
2日目の初っ端を飾ったサウスコリアのバンド。韓国の伝統楽器の箏みたいなのと二胡みたいなのとチャルメラみたいなのでヘヴィでメタリックな音を鳴らす!こーれはいいですね。ワールドミュージックラヴァーとしてはかなり好きでした。コーチェラはこういうバンドも出すんだなぁ。好い。
FKJ
朝の山霧のような素敵なパフォーマンス。実は今までFKJってピンと来ていなかったのですが、生配信のマジックか魅力に開眼させられた気がします。
バキバキの中に甘やかな薄紅が射す四つ打ちの響き。コーチェラはセットの凄さも良く語られますが、個人的にはショウアップより音自体、演奏で魅せて欲しいタイプだったので、このシンプルなPlay風景は痛快でした。
Billie Eilish
同世代の新星こそティーンにとってのカリスマだと実感させられる歓声。そして音を聴いていて思ったのは『ダーク』というより暗めで落ち着いたリビングのようなカンファタブルな音像だなと。ビリーの衣服もパジャマのようなリラックスしたものでした。Z世代の雰囲気ってこれかなと。Billieは3日目のKhalidのステージにもゲスト出演してましたがそちらの方がウィスパーヴォイスなパフォーマンスでした。
Tame Impara
砂漠に広がるサイケデリックな極彩色。気持ちええ。
Little Simz
Blood Orange
穏やかなメロウの中に熱を秘めるBlood Orangeの空気感、とても好きでした。
Sofi Tukker
正に”フェスティヴァル”な感じにアゲてくれたのがSofi Tukker。サマソニのパフォーマンスもすげー期待できる★★★★★
やー楽しいウィークエンドとなりました。今年はWeekend2も配信があるらしく、個人的な目玉はカニエのSunday Service。また楽しみな週末がやってくる喜びが嬉しいです◎