六本木GALLERY MoMo Projectsにて2人展「流動的身体の旅」を観てきました。
髙橋瑞稀さんの作品は地形を認知的に切り取り・再生しながらアクリルを使って飛び地をつくったりする半立体。中国語・ドイツ語と共に学んでいるプログラミング言語学習から地理的な思念からのシンプルな方向性を見出だし、ラフにそして新領域を魅せてくれました。
野村絵梨さんの立体作品の技量にも感服して。連なる頭部の中に電灯のある部屋が成っているというのが凄かったです。絵画にしても編み込みがあったり新感覚な美しい伸身と感じました。
ラフな感覚はコミュニケーションの粒度を想像の余白をたっぷり取った上で伝えてくれます。半立体絵画の影がまた新しいモチーフの比喩を産む面白さとか少し想像の補助線というかきっかけが要るかもしれませんが、『境界線を越えて自分自身のエリアを成していく』強さを作品から感じました。
新領域を拓く面白みがあって。六本木へ行かれる方にオススメです。ぜひ影に注目したり、像をいろんな角度でみてみたり、探る面白さを味わってみてください◎会場は六本木ヒルズのそばのビルの2Fで、8/11(日)まで。