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SAKAI ISHINAGE ODORI 地場コミュニティの農村インダストリアルな妙味

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先日熊谷の妻沼聖天山に行ったとき、”そういや俚謡山脈が出してた『境石投げ踊り』も埼玉の祭りの音だったよな、近々祭りの開催時期じゃね?”と調べてみると、境地区は熊谷から湘南新宿ラインで繋がってる深谷の地域で、境石投げ踊り保存会の納涼祭りは毎年8/14に開かれているとのこと。けれどもそれ以上の情報がWebに全然なくて。祭りは何時から?そもそも境地区のどこでやってるのか?そのヒントでも掴めればというのと、音楽的にもっと吟味したくてCDを購入しました。

俚謡山脈のCDはブックレットに詳細な解説がついていて凄いいいなと想うのですが、今回もとても良かった。

そもそもこの盆踊りの音楽を彼等が知ったのは、埼玉県立民俗文化センターが学校や図書館向けの非売品として制作した『埼玉の盆踊り』に収録されていたというもの。なんとLPやCDでもそういうルートのDigもあるのか!?

そして境石投げ踊りは、本当に完全なる地域の盆踊りで、客を意識してのことではなく、俚謡山脈が祭りを訪ねた時は奇特な人としてスピーチを求められたとかwなるほど、Webに情報が出ないわけだw

で、肝心かなめの音楽的価値なのですが、太鼓と鉦のミニマムな繰り返しがジャーマンロック的だという描写はまさに的を射ていて。笛も謡手も含めて、全体的にしゅっとした細マッチョ感というか、日本男児の鯔背な祭り人が感じられてとても良かった。今は祭りでは地域の子どもたちが楽器隊として盆踊りで祭りの成果を出しているそうです。俚謡山脈のCDはどれもそうなのですが、やはりこれもいい音響で聴くと全然いいですよ。ラップトップでBandcamp聴くよりオーディオでCDを聴くと音場がまるで違って、聴験そのものが異なりました。

さて、日付変わって8/14。”深谷、行ってしまおうか”とも画策していたのですが、どうも今日は天気もよろしくなさそうで、また埼玉深部は横浜からだとかなり気合入れないと行けず、また良い天候の盆にと想いました。とはいえ、この間のカッワーリーもそうですが、祭りの音楽は生で体験することで全っ然違った発見があるものですから、いつか直に聴き踊りたいものです。今年行かれる方は是非是非お楽しみを◎

by wavesll | 2019-08-14 00:12 | Sound Gem | Comments(0)
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