人気ブログランキング | 話題のタグを見る

JUU & G. Jee - ニュー・ルークトゥン しばれる季節にも好く響くタイX日本の得体のしれないHip Hop

JUU & G. Jee - ニュー・ルークトゥン しばれる季節にも好く響くタイX日本の得体のしれないHip Hop_c0002171_20114267.jpg
Juu & G. Jee feat. 鎮座DOPENESS x MMM 2ยาม Time 2 Yam「深夜0時、僕は2回火を付ける」[Official MV]







私の音楽的趣味は変なもの掘りなんかも一つの軸ですが、今年出逢った盤の中でとびっきりに変な音楽を鳴らしてくれてたのがこの盤。

Soi48やstillichimiyaの甲府からイサーンへ行き来するタイ-日本の音楽Diggin&Createはここ数年新しい世界を見せ続けてくれましたが、ここにきてすっごい盤出たなぁと。

ルークトゥンというのは「田舎」や「庶民の生活」について歌ったものという歌詞が重要になる音楽ジャンルで。JuuはAnderson Paakの来泰公演にも呼ばれるタイのヒップホップスター。そんな彼とスティルイチミヤのトラックメイカーであるYoung-Gが組んでつくったのがこの盤。

まずタイの音楽でしかあり得ない空気のあるヒップホップというのが本当にツボで。ライナーノーツにもありますが安易にピンやケーン等の伝統楽器を使ってタイらしさを出すというより、タイ語日本語英語が混合したこの語感と言いサウンドのサバい感じとかが何ともタイで。それは今年はバーンイェン・ラーケンやフォン・ラッダーワンの歌唱に生で触れてきたからの体感かもしれません。

実はJuuを招いてのライヴも今夏歌舞伎町のBe-Waveでやっているのですが、それには敢えて行かなかったのは、直感として”あ、このアルバム、この音って絶対冬に好い感じになる”と想ったから。

個人的に暑い感覚の音を寒い時期に聴くって好きで。これまでもCalvin Harris - Funk Wav Bounces Vol.1Chronixx - Dread & Terribleを真冬に炬燵でアイスを食べるみたいに愉しんできたものでした。で、やっぱり『New Luk Thung』も12月に聴くとまたいい感じ。

こういう得体のしれない音楽を聴くとなんか嬉しいですw分からないのが嬉しいw馴染むのに分からないwそんな喜びを与えてくれた盤でした。

by wavesll | 2019-12-17 20:50 | Sound Gem | Comments(0)
<< ルノワールとパリに恋した12人... 笹久保伸『秩父遥拝』 砥ぎ澄ま... >>