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VOICE OF NAGA ミャンマーとインドの境に棲むナガ族のサウンド

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ミャンマーとインドの境に棲むナガ族を取材し、フィールドレコーディングを行った『VOICE OF NAGA』、昨秋にリリースされ、局所的に激賞されていた盤で、先日タワレコの在庫を調べたらほとんど売り切れていて慌てて買った次第でした。

これが想像を超えて良かった。装丁の豪華さはそこまで拘らなくても安くしてくれ(3850円)と想いましたが、16の村のポストカードにナガ族の伝承が書かれたブックレットに、封がされた3枚のDisc。音楽のパッケージとしてモノとしての特別なエクスペリエンスがありました。

そして勿論肝心の音も素晴らしい。まずDisc1の民族の合唱、鈴の音が大自然でソリッドで非常にスリリングで、彼等のSpirit(精霊)を伝えてくる。これは力作だし、資料性を超えてサウンドとして名作だと即座に想う音。タワレコ店頭での試聴も良かったけど、家でじっくり聴くと異界に持ってかれるな~。

そしてDisc2はアイヌ音楽にも通じるようなしみじみと瑞々しい音。そしてDisc3はフィールドレコーディングで一番好きなChris Watson『Storm』をも想わせるような木が爆ぜる音像からの太古の太鼓のビート。これは本当に買って良かった。去年聴いていたら年間ベストクラスだし、今年のベストに入るのは確定かな、睦月から凄いの聴いてしまいました。

by wavesll | 2020-01-11 00:11 | Sound Gem | Comments(0)
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