ふらりと寄った代々木公園でみたライヴ。最初ROVOのトレーナーを着た勝井さんが一人で電子とアコースティックのヴァイオリンを弾き、のちに登場した加藤登紀子の娘のYaeさんが神秘的なヴォカリーズを。序盤“こういう宇宙縄文的歌唱ってともすればありがちになるけど、電子ヴァイオリンのピチカートと組み合わせることでオリジナリティ出してるな”と少し距離を置いて思ってたが中盤終わりでサ道でいうとこの『整う』というか、脳が完全にいい湯加減の調和に突入して。
そして勝井さんのヴァイオリンがまるでヴォーカルのように鳴り渡った時“歌と器楽が溶け合い…!これは、凄い…!”となった。めくるめく強度のある展開というわけではなかった故か中座する客も多かったがいやいやどうして、素晴らしいライヴだった。こういうのをふらっと観れるのは嬉しい。