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小袋成彬『Piercing』ピアスの想い出

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井上雄彦 幻の読み切り作品「ピアス」

小袋成彬が2019年の12月に英国から届けてくれたアルバム『Piercing』。「ジェイムスブレイク以降、或いはフランクオーシャンやソランジュ以降の現行SSWの今の水準を体現した」とか最初はその形式的・形態的なところに意識が行ったのですが、幾度か聴き返す(何しろ30分強だから聴き通し易い)とその歌に込められたハートに気づかされます。

想えば”ピアスを開ける”というのは象徴的なモチーフで。それは決意であったり、変身であったり、一種の通過儀礼で。そして一度超えると”あんなに大きく想っていたハードルは何だったのか”と言う位ファッションと云う普段の生活の一部になる。

”そういえば井上雄彦が週刊少年ジャンプに描いた読み切り作品で『ピアス』ってあったな、強く印象に覚えている”と検索してみるとYoutubeにULされている奴がありました。『Piercing』より更に若年の、ジュブナイルな、世に爛れてない故の生硬なきらめきが画かれていました。

ふと好きだった子が「ピアス開けようと思ってるんだ」と言ってきた瞬間をフラッシュバックしたり。痛みを伴う行為だからかな、なんか独特の甘酸っぱい蒼さがピアスには纏わりますね。

by wavesll | 2020-02-05 20:43 | 私信 | Comments(0)
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