downyを知ったのは恥ずかしながら遅く、ここ数年で。
青木さんのソロアルバムでその存在を知り、そして青木さんがお亡くなりになってしまわれたことに衝撃を受けて。
そしてこの『第七作品集「無題」』ではじめてがっつりとリアルタイムで作品に触れました。このアルバムにも青木さんのギターは入っているそうです。
そして本盤は傑作、名盤でした。変な言い方になりますがこの音の触感はいつかYoutube回遊で聴いたDub Stepのような、長らく私が探し求めていたものでした。磁性流体のような滑らかに棘のある漆黒の音のリキッド。この電子と器楽のバランス、質感、聴触感、最愛です。
GEZAN - 狂もそうでしたが、日本のロック、どんどん凄いのが出てきますね。ことロックに於いては洋楽よりも面白いかも。社会情勢が悪くなるとその漆黒の輝きを放つのがRock MusicというArtなのかもしれません。Spotifyでもアルバムは公開されているので、ぜひとも。
downy、Liveを観てみたい。叶う事ならば青木さんの勇姿もみたかった…。