人気ブログランキング | 話題のタグを見る

大野えり (ERI OHNO) / Good Question クラブジャズDJ的な感性を先取りした'81年のCROSSOVER JAZZ

[1981] Eri Ohno – Good Question [Full Album]
大野えり (ERI OHNO) / Good Question クラブジャズDJ的な感性を先取りした\'81年のCROSSOVER JAZZ_c0002171_20284079.jpg
1曲目の「Good Question」のスキャットで一気に心掴まれたと思ったらめくるめく楽曲群に終わりまであっという間に駆け抜けていく一枚。

JAZZとPOPの融合なのだと思いますが、ちょっと溶け合い具合によってはブラジル的にも感じたり。でもやっぱり総体としてはクロスオーヴァージャズかな。こういった質感のアルバムは90s以降クラブジャズ的な観点でDigられたりそういうMIXCDがリリースされたりしましたが、81年の時点でそうした感性を先取りしたこういう盤がリリースされていたのですね。

「Skyfire」のベースのファンキーさといい、コーラスのゴージャスさと言い、どこか同時期の他の邦楽ジャズとも異なる特異点的なモノを感じます。「River」では冒頭に水音をいれたりするのもDJ的なディレクションに感じたり。「I Wonder What I Do Is Wrong」のCITY POP / 80sAOR的な感じなんかは今の流行ですし、やはりJAZZっぽい仕上がりが変わり種で面白い。そして「Milestones」での跳ねるような歌唱。「Prelude to a Kiss」の落ち着いたヴィブラフォンもいいし、ラストの「So Tonight」も夢見る一夜の締めくくりとして最適。素敵な盤でした。

by wavesll | 2020-07-27 21:05 | Sound Gem | Comments(0)
<< いい感じに花弁が散ったマンホール 山本精一有観客有配信ディナーシ... >>