【唄字幕/レコード篇】「日本列島やり直し音頭二〇二〇」切腹ピストルズと向井秀徳と小泉今日子とマヒトゥ・ザ・ピーポーとILL-BOSSTINOと伊藤雄和/監督:豊田利晃今年は盆踊りが街中に開かれない夏でしたが、その反動、そして近年の流れから和な楽曲がDropされるのが続いた年でしたね。
この切腹ピストルズ主催の「日本列島やり直し音頭二○二○」は元々はニッポン放送『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』とのタイアップ企画で高田文夫と西方裕之のコラボ・シングルとして2012年にリリースされた
「日本列島やり直し音頭」のリブート。原曲と聴き比べると、またこのVersionのヤンチャな遊び振りが伝わるのと音楽スタイルの差異や、311に対してのSARS-CoV-2の危機への日常の違いがそれぞれみてて面白いですね。音楽的にはBOSSのラップパートが入ったことがやっぱり面白い。
この和モノX現行センスの流れも目新しいという時期から成熟期になってきている気がして。一つの邦楽のジャンルとして定着して、名音源がコンスタントにDropされていくカタチになったら面白いなぁと思いますし、やっぱり日本の祭りの季節にはこういう音は身体に合いますね◎