Pinhas & Sons - מדובר באלבום (bandcamp)
フォロイーのlessthanpandaさんが日本に紹介したと言っても過言ではないイスラエルのバンド、Pinhas & Sons。本作は一聴すると同時にそのレベルの高さに舌を巻くというか、ブラジル、ジャズ、クラシック、クレズマー、そして中東の風など、世界中の音楽が混じり合う構成になっていて。物凄い透明感があって開放的でありながら、POPとしての強度・濃度を失っていないのが素晴らしいなと。ちょっとこれは驚異的ですね。
今シャイ・マエストロや、lessthanpandaさんの年間ベストにも数々名が並びますがジャズを中心としたイスラエル音楽シーンは熱くて。個人的には、パレスチナのことを想うと心がもにょるところはありつつも、確かにハイレベルなのは間違いありません。村上春樹のエルサレム賞でのスピーチのように壁よりも卵の側に立ちたいですが、政治立場と文化的興味は葛藤がありますね(これは中国に関しても想う処ですが)。パクス・アメリカーナも今は昔に成り多極化していく世界で、一つできるのはやっぱりいいものを造っていくこと、それが土台となることはこれからの全球化した世界では必要な事ですね。