Der Rosenkavalier - Jurinac, Rothenberger, Schwarzkopf, Karajan
R.シュトラウスによる4h近く上演するこのオペラ。オペラというものをがっつりみたのはこれが初めてですが、すっごいフレッシュに感じたというか、ソプラノの天に張り裂けるような声がとても今の耳にいい刺激となりました。
「ばらの騎士」とは、ウィーンの貴族が婚約の申込みの儀式に際して立てる使者のことで、婚約の印として銀のばらの花を届けることから、このように呼ばれる。物語当時の貴族の間で行われている慣習という設定であるが、実際にはホーフマンスタールの創作であると
Wikipediaにあります。
第一幕では元帥夫人マリー・テレーズとその愛人オクタヴィアンの寝室でのシーン。マリー・テレーズは「明日、明後日にも彼の心が離れる日が来るだろう」といい、オクタヴィアンはそれに怒りショックを受けながら去り、マリー・テレーズはキスもさせなかったことを後悔するところで幕
第二幕では貴族の娘ゾフィーが婚約する会場にオクタヴィアンがばらの騎士として現れ、二人はお互いを見てときめく。ところが結婚相手のオックスはとんでもない俗物で、オクタヴィアンは第三幕で一計を案じてオックスとゾフィーの結婚を解消させようとするが…という話。
オクタヴィアンは女性の様に綺麗な顔をしているというのが話の一つのギミックとなっていて、演じるのも女性なのが一つ面白い処。
第一幕ではそこまで嵌らなかったのですが、第二幕になって若い二人と俗物オッサンのオックスの悪役ぶりが顕著になると面白くなっていって。そして泣かせるというか”姐さん…!”といいたくなるくらいマリー・テレーズに女気があって。クライマックスのマリー・テレーズ、オクタヴィアン、ゾフィーの女声3重歌の素晴らしさと言ったら!大変面白い歌劇でした。今後もプレミアムシアター、ちょくちょくチェックしてオペラの世界に足を踏み入れていけたら。