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Nei Lisboa - Pra Viajar No Cosmos Não Precisa Gasolina (1983) 『宇宙を旅するにはガソリンはいらない』というブラジルの音楽家兼作家の1st

Nei Lisboa - Pra Viajar No Cosmos Não Precisa Gasolina (1983)
Nei Lisboa - Pra Viajar No Cosmos Não Precisa Gasolina (1983) 『宇宙を旅するにはガソリンはいらない』というブラジルの音楽家兼作家の1st_c0002171_20515959.jpg


出だしの何とも気怠くネオンが夕焼けから宵闇に輝くような雰囲気の遊興的なサウンドが最高に好きで。”これはいいのみつけたぞ”と。

結局全編聴くと出だしが一番面白かったのですが、2曲目のちょっとミュゼットみたいなブラジリアン・ポップもいいし、一時期住んでいたというアメリカの古き良き香りのする曲もあったりラス曲はシティポップみたいなAOR感もあり、後半にも結構いい曲があって、全編楽しく聞かせます。ちょっとこの涼やかさはブラジル音楽っていうよりアルゼンチン音楽を聴くような感覚がありますが、土の薫りがするところなんかはやっぱりブラジルですね。

Nei Lisboaは30年以上にわたって11枚のアルバムをリリースし、2冊の本を出版しているブラジルのアーティストで、1979年にギタリストの Augusto Licksとのコンビで「Lado a lado」と「Deu pra ti anos 70」を発表し、芸術家としてのキャリアをスタートさせこの1stアルバム『Pra viajar no cosmos não precisa gasolina』は、1983年の自主制作とのこと (accoding to Wikipedia)

この題名を訳すと『宇宙を旅するにはガソリンはいらない』とのことで、確かに文学者らしい機知の聴いた表現で。表題曲の歌詞をDeepLで訳してみると

私は星を訪れる
伝説、予言
一節を探して
それが全てだと思います。
銀河の真実
いつの日か太陽が溶けるのなら
そして、人々は飢える。
人々が食べたいのは

ここから先は、すべて私が落とします
空に向かってすべてを投げ出す
私は愛情を込めてトラップを解体します。
私の邪魔をするもの
自然な生活に
でも、いつもクリケットがある
Cry-cry-crying my pleasure
人々は飢えている
人々が食べたいのは

バロン、フリゲート、プルトン
爆発するニューロン
止まらない地球の進化のサイクル
義務を果たすために
しかし、どんなことがあっても
いつかは死ぬことがわかっている
そして人々は...ああ、人は...。

とやっぱり文学な感覚がありますね。
サウンドは聴きやすさがありながらもアルバムの中で多彩な色を出していて、するりと聴ききらせるのがなかなか大したもの。

ほとんど日本語の情報がググっても出てきませんが、本国では賞を取っていたりする『Carecas da Jamaica(ジャマイカのハゲ)』なんてタイトルのALもあって、翻訳サイトを引きゝDigっていくのも一興なアーティストかもしれません。

by wavesll | 2021-05-03 21:21 | Sound Gem | Comments(0)
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