Diego Schissi Quinteto - Te [Full Album]
Diego Schissiといえばピアソラ以来とも言われる現代タンゴの旗手。
彼との出会いは大学時代にJanisで。その後も『Tongos』とか『Tipas y Tipos』とかを借りたのは遥かなる良い想い出です。
で、結構Diegoのアルバムを聴いていたので、今回の『Te』、多くのサイトが画いていた激賞文を読んでも”まぁ、予想の範囲をぶっちぎることはあるまい”とちょっとナメていたのですが、いやいや、こいつにはぶっちぎられました。
冒頭の人工的な質感の音も印象的ですが、やっぱり4曲目「Aproximación」の怒涛のバンドネオンの勢いにやられましたね。本当にプログレッシヴなバンドネオン。こいつに度肝を抜かされて、9曲目「Gas」とかにもブッチギラれ、あとはあれよあれよというまに気が付けばこのプログレッシヴ・タンゴの世界にズブズブになっていました。14曲目「Gesticulador」なんか天上的!
先日NHKFMで放送された「今日は一日ピアソラ三昧」で『アルゼンチンの人は非常に保守的。ピアソラも(勿論評価されていたけれども)タンゴ王道の人には敵わなかった』と言われていて。タンゴのメッカ、ブエノスアイレス、ボカ地区から地球の反対側の横浜の片隅の人間はDiego Schissiの音楽に熱狂していますが、アルヘン本国ではどんな評判を得ているかはちょっと気になる所です。又あの南米のパリの色鮮やかな地区へ行って舞をみれたら、この上ない幸せだなぁ。