Walter Kubiczeck - Das Unsichtbare Visier (FULL ALBUM, jazz-funk / library, 1979, DDR)
Youtubeの世界には自身の音楽財産を惜しげもなく公開する奇特なコレクターがいるもので、そういう人たちは例えば日本のシティポップ・コレクターであったり、現代Jazz Funkコレクターであったりするのですが、今夜の動画をULしたのは旧ソ連圏の音楽をDigginしているFunked Up Eastさん。
そのコレクションをザッピングしていたところで見つけたのがこの一枚。旧東独(DDR)の『Das Unsichtbare Visier(見えないバイザー)』という1973年から続くスパイもののTVシリーズの恐らく映画版のサントラ。
まずね、一発目から液体的なグルーヴ感のあるワウな音で始まり、その後もJAZZ FUNKのカッコよくも明るい音がうねる、うねる。そう、明るいんですよ。
ソ連・東欧グルーヴィーナイト VOl.2でも想いましたが、向こうの大衆文化って官僚的な冷たいものでなく、寧ろ明るくグルーヴィなんですよね。
それは社会主義国家の現実の裏返しだったかもしれませんが、少なくともこのサントラの空気はルパンかミッションインポッシブルか、果ては円谷、ヤクザ映画、刑事ものTVシリーズかといったような70sの美味しいところがつまったサウンドで。きらめくような音楽の愉しさの光耀がありました。