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ウィーン国立バレエ「海賊」をプレミアムシアターでみた

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Le Corsaire 海盗 | Svetlana Lunkina & Nina Kaptsova 2012


土日も人気のある密なところには行きづらい昨今。専らHDに録画したTVをみて過ごしているのですが、NHKBSPで日曜にやってるプレミアムシアターがとても良くて。

バレエや歌劇、演劇、クラシックの演奏会なんかが流れるのですが、演劇やクラシックの演奏会はイマイチ面白みがわかりづらいのもあるのですが、歌劇(オペラ)なんかはかなり面白くて。この間やってたモーツァルト『偽の女庭師』などかなり良かった。音楽と舞台演出の総合芸術なのが飽きさせないのでしょうね。

音楽と舞台演出の総合芸術と言えばバレエ。5/16に流れたウィーン国立バレエによる『海賊』も大変楽しかった。

『海賊』といえばバレエの有名演目。ただ実は今回初めて見たのでした。

これが面白くて。ギリシアの女の子たちが海賊にさらわれ、紆余曲折でトルコのパシャに攫われるのですが、このウィーン国立の演出、特に衣装がエキゾチックで。そして海賊役の男ダンサーの跳躍が本当に高いし飛行がゆっくりにみえる!そして女性が可愛いw

またパシャの夢の中での花束の中での女性たちのダンスの演出がすっごく良くて。
プレミアムシアターを見始めてからYoutubeで同じ演目を検索して視聴することも増えたのですが、古典的なものほど、それぞれの舞台ごとの演出が全然違って、別物の劇になるものですね。ここら辺は落語何かとも似てるんだなぁ。クラシックとはそういうものか。

『海賊』は最後まで展開が流転するし、バレエをそんなに知らない人でも楽しめる演目だと想いました。生で観る機会が出来たら行ってみたいなぁ。

by wavesll | 2021-05-23 21:45 | 舞台 | Comments(0)
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