Sony presents DinoScience 恐竜科学博 ララミディア大陸の恐竜物語を初日にパシフィコ横浜に観に行ってきました。
初日だから激混みだろうし避けた方がいいだろか…と考えていたのですが、公式Twitterアカウントが「夕方以降は空いています」と呟いていて。
そしたら日時指定券は買わずに夕方に当日券チャレンジするかと行ったら確かに結構空いていました。チケット代が大人3000円と結構高いのもあるのかな?だけど皆さん結構オーディオガイドも使われていて(なんでも坂道のコサカナ?がやってるらしい)なかなかに太っ腹な人達が来てるのかもしれません。
この「ララミディア大陸」というのは今のアメリカ大陸の辺りにアパラチア大陸と共にあった大陸で、恐竜が沢山いたところ。そこから今回目玉で来たのがトリケラトプスの全身骨格の80%がみつかったという「レイン」という個体。このド迫力、スゴ!
となるまでの展覧会の盛り上がっていく様子もお届け
まず最初は恐竜の足跡から
アロサウルスの頭骨
ケラトサウルスの頭骨
マジュンガサウルスの頭骨
いきなり登場、ゴルゴサウルス!「Ruth」という個体だとか。
ゴルゴサウルスには脳腫瘍があったものも確認されている植物や昆虫の化石
魚などの化石
恐竜の爪や尾椎の化石
ティラノサウルス 歯(実物)やトリケラトプス 歯列(実物)、トリケラトプス 下顎(実物)やエドモントサウルス 下顎など。そうか、レプリカじゃないのは「(実物)」と書かれているのか
ミクロラプトルなど
トリケラトプス皮膚痕、ティラノサウルス皮膚痕
そして…
ティラノサウルスの祖先、グアンロンは中国におり、僅か3m、75kgの小さな肉食恐竜でした。エサにしていたのは同じく小さな体だったトリケラトプスの祖先などの植物食恐竜。当時の温暖化でシベリアに森林が広がり、植物食恐竜はシベリア、そして当時繋がっていたベーリング海峡を抜けてアメリカ大陸へ。
そして海面上昇によりアメリカ大陸は2つに分かれ、西部のララミディア大陸は狭い中に恐竜がひしめく状態に。ゆえに肉食恐竜と植物食恐竜のエンカウント率も上がる。そこで植物食恐竜は生き残るために進化、トリケラトプスの祖先は大きく、防御力を増していった。同時に肉食恐竜も共進化。グアンロンの子孫はT-REXとなり、当初米大陸で覇権を獲っていたシアッツに勝る陸の王者となった。こんな形でトリケラトプスとティラノサウルスは永遠のライバル。こうして相まみえたことは数えきれないほどあったでしょう。