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琉歌 八・八・八・六で詠われる沖縄の抒情詩

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沖縄ロマン紀行「宮沢和史 又吉直樹 “琉歌” 巡り旅」をみました。

沖縄には「琉歌」という八・八・八・六の形式で紡がれる詩があり、この番組では琉歌の名詠み人であった恩納ナビー吉屋チルーといった女性の琉歌や沖縄戦直後の捕虜収容所で歌われた「屋嘉節」の彫られた石碑を訪ねていました。

五・七・五・七・七とはやはりリズムからして異なりますし、五言絶句や七言絶句とも異なる琉球の詩世界、おおまかに三母音で発せられるウチナーグチのウタの響きは、ウチナーンチュの心のありようを照らしてくれて。日本には多様な文化があり、単一に塗りつぶしてはならないという心持を抱きました。輝かしいGemは積み重ねられた歴史の営みのなかにあるんだなぁと。

Real Soundが又吉氏と宮沢氏にインタビューした記事があったのでリンクを載せておきます。

NHKの琉球音楽の番組だとこれも面白かったです。



by wavesll | 2021-08-26 06:58 | 小ネタ | Comments(0)
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