Dos Monosの新作は、テレビ東京でDos Monosと「ハイパーハードボイルドグルメリポート」のディレクター上出遼平がタッグを組んで制作している番組「蓋」のサントラとも言える内容だそう。
ちょっとゲーム音楽っぽかったり非常にロックを感じさせるトラックに彼らの弾幕のようなラップが迫る楽曲たちは何か新しい音楽が開幕している感覚があります。ゲーム音楽的なセンスを取り入れるところはceroの新作とも共鳴している「イマの次代」感がありますね。
特に「蓋」ではかかっていない「Y」と「地下熱」という楽曲がその熱量、そのグルーヴからしてまっことヤラれました。Dos Monosのラップはリアルなストリートから異界へ繋がるような幻想性を感じるところが好きで、去年のDos Sikiも相当好きだったのですが、今回も新たな領域を切り拓く音で、大変に愉しめました。