≪ヴォリューム(容積)と色のアンサンブル≫
銀座メゾンエルメスにジュリオ・ル・パルク展をみに行きました。
ピート・モンドリアンやロシア構成主義に影響を受けたル・パルクの作品は虹やプリズムを感じさせます。
まず第一に目に入るのはメゾンエルメスの壁全体を使った≪ロング・ウォーク≫のインスタレーション。
これはエレベーターで上がる時も上下に流れてくれます。
光と図形の実験室のような空間がギャラリーに広がって。そして平面だけでな≪モビール≫という立体へ其の実験は領域を広げて。光の偏光の中を歩くような鑑賞体験となりました。
午後の方が光が当たるのでいいかもしれません。10月からはソニービルの工事が始まるとかで、ファサードの≪ロング・ウォーク≫をご覧になられたい方はお早めに。