King Gizzard & The Lizard Wizard - Live in Melbourne '21
コーチェラ2週目は結構1週目には登場しなかったActが出ていて、なかでもKing Gizzard & The Lizard Wizardはものックソかっこいいロックを鳴らしていて。これまでもかなり好い評判を聞いていたのですが、こうしてライヴストリーミングをみてこのオーストラリアのバンドに一気に惚れました(何故かフェスのライヴストリーミングってそういう魔法がありますよね)。
で、それから幾つかLive Full動画をみていたのですが、ライヴごとに大分色々と色を変えてくるバンドなんだなと。コーチェラではかなりストレートかつ複雑性もあるロックを鳴らしていたのですが、このメルボルンでの'21年のライヴでは冒頭から銅鑼が鳴らされたり、ちょっと中東や南アジア含めた亜細亜な雑味というか妙味もあって、で、聴いていくうちにその味に惹き込まれていく感じがあってこれはこれでかなり好きな感じで。
スカム性というか雑多な妙味を極めたロックアルバムというと私の中では
Julian Casablancas + The Voidz『Tyranny』なのですが、King Gizzard & The Lizard WizardはよりHR/HM的爽快感も拡大してロックの突進性を増して突き抜けていく音をこの幾つもの音楽要素を纏いながら快進撃をみせていて、これは面白いバンドだなと惚れ惚れしました。これは生で聴いてみたいな~★★★★★★★