Hamilton | 2016 Tony Awards
Disney+でブロードウェイ・ミュージカル『ハミルトン』をみました。
移民で孤児のアレグザンダー・ハミルトンが米国独立戦争で立身出世し、政権でも辣腕をふるっていく物語。
なにしろこのミュージカルの一番の特長は大胆にラップやブラックミュージックが舞台を彩ること。さらには建国の父含む多数の実在のキャストをも黒人も演じていてまさにイマ、歴史劇を描くならこういう感性をプレゼンテーションするんだという気概に満ちていて。
ヒップホップ音楽ですが、サグな感じではなく機知に富んだ感覚をみせる音として機能してましたね~。個人的にはスカイラー姉妹の感情豊かな歌声にもときめかされました。
まぁ相当カリカチュアされた人物描写でしょうが、”え!ジョージ・ワシントンやトマス・ジェファーソンがこんなキャラで出てる!?”というのも愉しかったですね。
黒人音楽の歌劇というと
ガーシュインの『Porgy and Bess』が燦然と輝いていますが、これもそれに連なる名作ですね。贅沢を言えば「Summertime」並みのキラーチューンが欲しかったかも。だけどラップ・パフォーマンスですから、意味と韻が完全に理解できてシナジーが生まれたらまた違った感覚で”この楽曲は傑作だ!”となるかもしれませんね。アレグザンダー・ハミルトンという人物は初めて知ったのですが、非常に魅力的で、米国史にも大いに興味が掻き立てられました。
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