『FINDING NEMO』をみました。
やっぱりPIXARはDisneyがやれていなかった部分を大いにときめかす存在だなと想って。
ディズニー・アニメーションの親子関係って大抵継母が娘をいびる話か、王である父が息子を突き放す話で「普通に子を想う親」が出てこない印象で。そんななかで本作の主人公マーリンは息子のニモを過保護すぎる位に愛する父親。けれど自主性を与えられなくてニモは反発してボートに近づいて人間に捕まって…というお話。
その冒険の中でマーリンは心配性すぎる自分でも相手を信じて自主性に任せる度量を学び、ニモは親の愛を理解します。これは実際に息子・娘を持つ親御さんなら涙腺に来るだろうな、と想いながら観ていました。ディズニー・オマージュとしては
ゼペットじいさんを想起しました。
またストーリーを彩るのはオーストラリアの海。
私もグレートバリアリーフで宇宙服みたいなヘルメットを被って潜水したのですが、色とりどりのサカナたちが本当に極彩色の想い出として記憶されます。またソフトコーラルの描写は波照間島のニシ浜でシュノーケリングしたのを想い出したなぁ。
ケアンズからシドニーは飛行機でいく距離。マーリン、大冒険したなぁ。親の愛は偉大ですね。
cf