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『日本ダービー 勝負』(日本ダービー記念配信)第一回ダービーから四十年弱にも渡る調教師と厩舎の人々の一代記

【映画全編無料配信】日本ダービー 勝負(日本ダービー記念配信)
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毎週物凄い映画を配信してくれているTOEI Xstream theater Ch. 今回は『日本ダービー勝負』。

物語はいきなり主人公である山形正吉が馬に乱暴を働いた馬丁を鞭で折檻!「馬の気持ちがわからねぇのか!」ってこれは現代だと訴えられるレベルと言うか、なるほどエクストリームだなとみていると子どもにも折檻。

第一印象は酷いものでしたが山形の競馬に懸ける気持ちと技術は本物で、第一回日本ダービーが開催されることに歓び、そして辛苦を嘗め、良きライバルである関西の加藤直吉と日本ダービーに毎年挑んでいきます。

この映画の特色として第一回からずっとおそらく本物の日本ダービーの映像がインサートされているのですよね。四歳馬の最高峰を決める勝負、サラブレッド、そして厩舎の面々が、自分の全精力を懸けてダービーに挑む様は確かな感動を呼ぶというか、例えば週刊誌のグラドルなんかも花盛りの一時をその肢体の可愛らしさで全力で駆け抜ける存在に想えますが、馬たちがその生涯の全てを素直につぎ込んで走る様はちょっと凄いものがありますね。また騎手を演じるのが若かりし日の高倉健だったり、菅原文太だったり、成長した息子の栄一を演じるのが梅宮辰夫だったりも。

その40年の間には様々な出来事があります。日本は太平洋戦争に突入し、それに山形厩舎の面々も巻き込まれるし、親しい人との別れもあったり、直吉は栄一との不和にも直面します。昭和の男の仕事人間の話というのは、ある意味で21世紀にPIXARがつくった『カーズ』とも呼応するテーマ性もあるなと感じたりも。

それでも勝負は、そして人生は続いていく。こいつはちょっと痺れる映画でした。

cf



by wavesll | 2022-05-28 22:14 | 映画 | Comments(0)
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