
2022年の上半期は『GET BACK』そしてその前に聴いた『MONO BOX』とBeatlesにどっぷりだったのですが、”そういや『Sgt.~』の50周年記念盤好かったよな”と想って、これは50周年アニヴァーサリーエディションシリーズも聴き返さないとなと。
その意味で今回手に取ったのはMONO盤と最も音像が違うと思われる通称『White Album』.
今回も『サージェント~』と同じくジャイルズ・マーティンが手掛けたMixは鋭利といってもいいくらいキレキレの音で。自分なんかたまたま最近スマホやPCでばかり音楽を聴いていたせいで、このCDをVictorのウッドコーン・オーディオで鳴らしたら音の質の好さからして感動するほど素晴らしい衝撃がありました。『ホワイトアルバム』に関してはMonoよりもこちらの方が好きかも。
White AlbumはDisc1 Disc2のW Albumですが、一聴した時はDisc2の方がヘルター・スケルターとかレヴォリューションNo.9とか派手に面白い楽曲があって好きでしたが、聴き込んでい行くとDisc1の好さが沁みてくるというか。オブラディオブラダみたいなPOP曲もありつつ、ブラックバードの鳥音なんか素晴らしい(そういえば先日リリースされた鳥音がフィーチャーされた
『For the Birds: The Birdsong Project』も素晴らしかったですね)。初期のようなR&R Songもあるし、Disc2と合わせてほんとバラエティに富んだ重量級の2CDで超楽しめました。
ただ、結構このアルバム、とっつきにくいとも言われていると聴きます。そんな時にオススメなのはこの50周年盤にはDisc3としてデモ音源集が入っていて、よりラフな演奏のこちらを先に聴くと、かっちりしてないテイクゆえに曲の好さが骨組みとして浮き彫りにアコースティックに響いて凄い良いんですよね。これは『Sgt.Pepper's~』のボーナスディスクにも想って。このシリーズはあえてボーナスディスクを先に聴くリスニングがいいかも◎
古参のファンの方々にはこのMixも「やりすぎだ」と不評だと聴きましたが、リリースから半世紀たったイマの耳でいい感じに響く名盤だなぁと私は聴けました。